2025年の母の日はいつ?由来やおすすめのプレゼント 母の日 花ギフト・プレゼント特集2025年

母の日ギフト特集 母の日には花をプレゼント

母の日のお話
2025年の母の日はいつ?由来やおすすめのプレゼント

現在、2025年5月11日(日)の母の日に向けて特集を企画中です。2025年の母の日特集をお楽しみに!

最終更新日:

5月の第2日曜日は母の日。母の日はいつ、どのように始まったのかご存知でしょうか。その起源を知ることで、母の日をより深く理解し、大切にする気持ちが芽生えるかもしれません。このコラムで、母の日の由来や日付についてチェックしましょう。

目次
  1. 母の日の由来・起源
  2. 母の日にカーネーションを贈る理由
  3. 母の日はもっと昔からあった?
  4. 日本での母の日の起源はいつ?
  5. 今年の母の日はいつ?
  6. お母さんの年代別!おすすめ母の日プレゼント
  7. 年代にあわせた素敵なプレゼントを選ぼう

母の日の由来・起源

母の日の由来

世界の多くの国々で、母の日は5月の第2日曜日に定められていますが、その起源はアメリカです。
1907年5月、アメリカのウェストバージニア州の教会で、アンナ・ジャービスという女性が亡くなった自分の母を追悼するために、教会の参列者にカーネーションを配りました。アンナ・ジャービスの母親であるアン・ジャービスは、19世紀後半から20世紀初頭にかけてアメリカで活躍した社会活動家でした。
アンナが母の追悼の思いに駆られたのは、彼女の母親がアメリカ社会に与えた大きな影響が関係しています。アンがアンナを授かる前後、南北戦争が起きていました。この時、アンは女性で結成した「母の日ワーククラブ」という公衆衛生運動団体を率いて、戦争で負傷した兵士の手当てや看護を積極的に行いました。戦後、アンは南北の敵対関係を和らげるための平和活動を行い、その活動は「母の友情の日」として知られるようになりました。その活動に感銘を受けた多くの人々は、アメリカの平和に貢献しました。また、この活動に勇気づけられた女性たちは、従来は男性の領域であった政治に参加するようになりました。

母の日にカーネーションを贈る理由

アンの活動や功績に心が揺さぶられた娘のアンナは、母親への敬意と追悼の意を込めて集会を開きました。このとき、アンは亡き母が好きだった白いカーネーションを参加者に配り、この日を「母の日」と定義づけました。「アン・ジャービスの日」ではなく、「母の日」という名称にした理由は、一人ひとりが自分の母親に感謝や敬意を示す日であるという意味を込めたものでした。
アンナの意志や母への感謝が共感を呼び、アメリカ全土に広まっていった結果、1910年にはアンナの出身地であるウェストバージニア州知事が「5月の第2日曜日を母の日とする」と宣言しました。そして、1914年にはアメリカ議会によって5月の第2日曜日が正式に「母の日」と制定され、白いカーネーションが母の日のシンボルとなりました。これが、最も有名な母の日の由来や起源です。

母の日はもっと昔からあった?

アメリカが母の日の原型を発祥とする一方で、それ以前からお母さんに感謝する日が存在していた国々もあります。その一つがアイルランドとイギリスで、そこではキリスト教の「マザリングサンデー(Mothering Sunday)」が行われていました。
「マザリングサンデー」は、キリスト教の四旬節の第4日曜日にあたる、イースターまでの46日間の期間に開催されます。この習慣は、17世紀にアイルランドとイギリスで始まりました。
当時、貴族のお屋敷に奉公に出ていた子どもたちは、「マザリングサンデー」になると雇い主からもらったお土産を持って故郷へ帰省しました。故郷でお母さんと再会し、教会に出向いたことから、「マザリングサンデー」は「マザーチャーチ」とも呼ばれました。
現在でも、アイルランドやイギリスでは「マザリングサンデー」が、お母さんに感謝を伝える日とされています。プレゼントとしては、カーネーションではなくラッパズイセンを贈ることが伝統です。また、家族で楽しむシムネルケーキというドライフルーツをたっぷり使ったケーキも人気の習慣となっています。

日本での母の日の起源はいつ?

日本で母の日が定着したのは明治末期の頃です。アメリカから、キリスト教由来の行事として日本に導入されました。1915年(大正4年)には、教会で母の日のお祝いの行事が開催されました。
当時は、一部のキリスト教で行われていた「マザリングサンデー」という移動祝日が母の日として認識され、3月がその日として知られていました。そして1931年(昭和6年)、大日本連合婦人会が結成されると、昭和天皇の皇后である妙子皇后の誕生日である3月6日が「母の日」として公式に制定されました。しかし、この時点では一般の人々にはあまり知られていませんでした。
母の日が日本で広く知られるようになったきっかけは、1937年(昭和12年)の「母の日大会」です。この年、日本のお菓子メーカーが20万人のお母さんを東京の遊園地に無料招待しました。このイベントは「ありがとうお母さん!」と題され、お母さんと子どもたちが遊園地で楽しむ姿がメディアで大きく取り上げられました。これにより、日本でも母の日が広く知れ渡るようになりました。
第二次世界大戦後、再びアメリカ文化が流入してくると、アメリカの影響を受けて5月の第2日曜日が「母の日」とされ、日本全国に普及していき、カーネーションが母の日の贈り物としては主流となりました。カーネーションの花言葉は「女性の愛」であり、特に赤いカーネーションには「母の愛」という意味もあります。そのため、カーネーションが母の日のプレゼントに欠かせない花とされるようになったのです。

今年の母の日はいつ?

日本では母の日は「5月の第2日曜日」のため、毎年日付が異なります。そのため、花屋やショーウィンドウに並ぶカーネーションを見て、「今年の母の日はいつだっけ?」と戸惑うこともあるでしょう。
2025年は5月11日(日曜日)が母の日です。お母さんと一緒に過ごせる方は、当日までに花やプレゼントを準備しておくと良いでしょう。一方、はなれて暮らしているお母さんにプレゼントする場合は、母の日の当日に間に合うように配慮することが重要。早めの手配が賢明です。
ただ、母の日が過ぎてしまっても、きっと大丈夫。お母さんは、「自分のことを考えてくれたんだ」と、嬉しく思うはずです。母の日を過ぎてプレゼントがお母さんの手元に届く場合は、「遅れてごめんね」という一言も添えて、日頃の感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈りましょう。
母の日は、日付が変わるたびに我々に特別な思い出を与えてくれる日です。今後も、お母さんに感謝の気持ちを伝える機会として、母の日を大切にしましょう。
また、2024年以降の母の日は次のとおりです。
2025年の母の日は5月11日(日)
2025年の母の日は5月11日(日)
2026年の母の日は5月10日(日)
2027年の母の日は5月9日(日)
2028年の母の日は5月14日(日)
2029年の母の日は5月13日(日)
2030年の母の日は5月12日(日)
2031年の母の日は5月11日(日)
2032年の母の日は5月9日(日)
2033年の母の日は5月8日(日)
2034年の母の日は5月14日(日)

お母さんの年代別!おすすめ母の日プレゼント

母の日のプレゼントの定番と言えばお花。お花と一緒に贈る、お母さんの年代別・母の日のプレゼントをご紹介します。

40〜50代のお母さんに贈る母の日ギフト

40代、50代のお母さんといえば、家事やお仕事をバリバリとこなしているアクティブな方の多い年代です。趣味や地域の活動、学校の役員などで毎日忙しくされているお母さんも多いかもしれません。
そんなお母さんには、忙しかった一日の疲れを癒し安らげるお花をお贈りしたいもの。母の日の定番・カーネーションもいいですが、セラピー効果のある「色」や「香り」でお花を選んでみてはいかがでしょうか。
たとえば「色」なら、青やパープルなど寒色系の花は、気分を落ち着けてリラックスさせる働きがあります。ピンクや淡いイエローなどのやさしい暖色系の花は、見ていると穏やかで幸せな気分に。ちょっぴりお疲れ気味のお母さんには、元気の出る赤やオレンジ系のビビッドな花をプレゼントしましょう。
一方「香り」で選ぶなら、バラがおすすめです。バラの香り成分には鎮静作用があります。バラの香りをかぐとほっとするという経験はありませんか?また、ラベンダーやジャスミンの香りにも同様のセラピー効果があると言われているので、バラ同様おすすめの花です。

40〜50代のお母さんにお花と一緒にプレゼントしたいものは?

40〜50代のお母さんに、母の日のお花とセットでお贈りすると喜ばれるものはどのようなものでしょうか。
たとえば、家でリラックスできるような小物や雑貨類。疲れを癒すアロマグッズや入浴剤、春夏も足が冷えがちなお母さんならあたたかい靴下などはいかがでしょう。また、外出時に使えるハンカチやハンドタオル、おしゃれなティッシュケースやスマホケースなどもおすすめです。
また、クッキーやあられ、飴など、ティータイムやおつまみに楽しめるちょっとしたスイーツも喜ばれるプレゼント。甘いものは好きだけれど、健康に気を使っているというお母さんなら、低糖質のスイーツを選んであげると良いですね。
お料理が得意なお母さんなら、ちょっと珍しいハーブやスパイスのセットや、おしゃれなパスタのセット、カラフルなジャムやドレッシングなども喜ばれそうです。一緒に食卓を囲み、家族の想い出話に花を咲かせたり、感謝の言葉をさりげなく伝えたりして、母の日をお祝いしましょう。

60代のお母さんに贈る母の日ギフト

のんびりと第二の人生を楽しんでいる方、趣味にお仕事にとアクティブに毎日を過ごしている方、60代のお母さんといってもさまざまな方がいらっしゃいます。お母さんのタイプ別に、ぴったりの花をお贈りしましょう。
おうちで過ごすことの多いお母さんであれば、花鉢のギフトがおすすめです。ガーデニングがお好きなお母さんにはもちろん、これまで花を育てたことのなかったお母さんにも、この機会に花を育てる楽しさをプレゼントしてはいかがでしょう。 母の日の定番・カーネーションの花鉢や、初心者にも育てやすいアジサイの花鉢などがおすすめです。ご家族皆さんで大きく育ててみてもいいかもしれませんね。
お出かけすることの多いアクティブなお母さんには、プリザーブドフラワーのギフトをお贈りしてはいかがでしょう。プリザーブドフラワーとは、特殊な技術によってその鮮やかな色合いや柔らかな質感を長期間楽しめるように加工された花です。日光や水やりなどのお手入れの必要がなく、鮮やかな美しさを長い間楽しめるため、お忙しいお母さんにぴったりのフラワーギフトです。生花にはないさまざまな色合いが選べるので、お母さんのイメージに合わせた色合いのプリザーブドフラワーをプレゼントしましょう。

60代のお母さんにお花と一緒にプレゼントしたいものは?

プレゼントの花に花鉢を選んだ場合は、かわいいガーデニンググッズもセットでお贈りしてはいかがでしょう。おしゃれな園芸グローブやカラフルなジョウロなどがあると、花のお手入れの時間もより楽しくなりそうです。プレゼントした花の育て方が載っている園芸の本や、花の写真集なども良いかもしれません。
お出かけする機会の多いお母さんには、エコバッグやマイボトル、さらりと羽織れる薄手のストールや日傘など、お出かけ時に役立つ小物類のプレゼントがおすすめです。

70代以上のお母さんに贈る母の日ギフト

日頃の感謝を伝えるとともに長寿や幸福の願いを母の日のプレゼントに込めたいもの。縁起の良い花言葉を持つフラワーギフトを選んでお贈りしてはいかがでしょう。
たとえばコチョウラン。花弁のかたちは、蝶が羽ばたいているようで縁起が良いとされ、昔からお祝い事などで贈られてきました。花言葉も「幸福が飛んでくる」という縁起の良いものです。コチョウランというと大きな鉢植えが思い浮かびますが、近年では育てやすい小さなサイズのコチョウランも多く出回っており、母の日のプレゼントにぴったりです。色も、定番の白のほか、ピンクや黄色などあたたかみのある色合いがあります。
また、ピンクのカーネーションの花言葉は「感謝」です。母の日のカーネーションをお贈りするならピンク色にこだわってみてはいかがでしょう。
そして、母の日のギフトとして人気のあるベゴニア。花言葉は「幸福な日々」と縁起の良いものなので、こちらもギフトにおすすめです。
ちょっと変わったところでは、ミリオンバンブーもおすすめ。竹によく似た観葉植物で、別名を「開運竹」ともいい、「長寿」「幸福」と縁起の良い花言葉を持っています。丈夫で育てやすいので、長く楽しんでいただけます。

70代以上のお母さんにお花と一緒にプレゼントしたいものは?

いつまでも元気に長生きしてほしいという想いを込めて、健康グッズをお贈りしてはいかがでしょう。たとえば、ツボ押しのマッサージ器具、安眠できるアイマスクや枕元に置くサシェなど。また、お散歩やお買い物のときに持ち歩ける肩掛けバッグや折りたためる日よけの帽子、名前入りのハンカチなどはいかがでしょう。ファッションのポイントになるような、ぱっと華やかな色や柄のものが喜ばれそうです。お散歩がご趣味の方なら、シニア向けに軽量で表示が大きく、操作が簡単な万歩計などもおすすめです。

年代にあわせた素敵なプレゼントを選ぼう

母の日の由来や起源、また、お母さんの年代別におすすめしたい母の日の花とプレゼントをご紹介しました。母の日のプレゼントを贈る際に、その由来や起源についてもお母さんに教えてあげることで、贈り物に込めた思いがさらに深まるかもしれません。
イーフローラでは、全国の花屋がご提案するカーネーションを使った母の日フラワーや、お届け先近くの花屋がフラワーギフトを直接お届けする「花屋の手渡しお届け」(送料無料)、カーネーションの有無が選べる「母の日のおまかせ商品」(送料無料)など、お母さんに特別な喜びを与えること間違いなしのサービスがいっぱいです。
今年の母の日は、お母さんにどんな幸せを贈りましょうか。