─母の日のお話「母の日に、人気の蘭をプレゼントしよう」 母の日に贈る花2020年─

母の日には花をプレゼント

母の日のお話
母の日に、人気の蘭をプレゼントしよう

現在、2020年5月10日(日)の母の日に向けて特集を企画中です。2020年の母の日特集をお楽しみに!

母の日の花 マメ知識
母の日に、人気の蘭をプレゼントしよう

母の日に、人気の蘭をプレゼントしよう

華麗で気品あふれる蘭は、お祝いごとや季節の贈り物として親しまれています。もちろん母の日にお母さんへお贈りするプレゼントとしてもおすすめです。
蘭には非常にたくさんの品種があり、その数は世界に約750属以上、15,000種類にものぼると言われています。その中から、母の日のギフトに人気の蘭をいくつかご紹介します。

蘭とはどんな花?

蘭は、南極を除く地球上のすべての大陸の熱帯〜亜熱帯地域に幅広く分布しています。非常に多くの品種があり、コチョウラン、カトレア、シンビジュームなど属によって名前を変えます。
日本では、ラン科の植物を洋ラン、東洋ラン、野生ランなどと区別して呼ぶことがあります。プレゼントとして人気があるのは洋ランで、これは19〜20世紀に鑑賞目的でヨーロッパ諸国にて品種改良され、日本には明治時代に輸入されてきたものを指します。
蘭をプレゼントとして贈るなら、花鉢のスタイルが一般的です。鉢植えの蘭はとても花持ちが良く、数ヵ月間花を楽しめる品種もあります。

蘭は母の日のプレゼントにぴったり

エレガントな蘭の中でも人気の洋ランは「美しいレディ」「優雅」といった花言葉があり、大人の女性に似合う花。カーネーションやバラと並んで母の日のプレゼントとしておすすめしたい花です。
特に蘭の鉢植えは花持ちが良いので、プレゼントされた嬉しさも長く続きます。お母さんと離れて暮らしている方は、母の日のギフトにぜひ蘭の鉢植えをお贈りしてはいかがでしょう。

人気の蘭の品種は?

母の日のプレゼントとして人気の高いコチョウラン、シンビジューム、デンドロビウム、カトレア、それぞれの特性や花言葉などを紹介します。
色合いで人気が高いのは優しく穏やかなピンク系ですが、それ以外にも、清潔な美しさの白や、高貴な紫、明るい黄色など、さまざまな色合いがあります。お母さんがお好きな蘭、お母さんのイメージに合う蘭を選びましょう。

コチョウラン
母の日に、人気の蘭をプレゼントしよう コチョウラン
コチョウラン
科・属:ラン科コチョウラン属
学名:ファレノプシス
原産地:台湾、フィリピンなどの東南アジア
花色:白、ピンク、黄色、紫、複色

蘭のギフトの中でも、特に人気が高いものはコチョウランです。まるで蝶が羽ばたいているかのような姿から、コチョウランという名前が付けられました。
コチョウランの中でも、さらに50種ほどの品種があります。交配種によって分類はさまざまですが、ひとつの目安として、花の大きさで分けることができます。11〜15cm以上と大きな花を咲かせる大輪系、3〜6cmの花を持つ中輪(ミディ)系、そして花が2〜4cmと小ぶりな小輪(ミニ・マイクロ)系です。
「コチョウラン」と聞いて、すぐに思い浮かぶのは大輪系ではないでしょうか。大輪系は、ひとつの花茎に10〜15輪ほどの大きな花を咲かせるためとても華やか。一方で背丈が高く鉢のサイズも大きいため、置き場所が限られます。
ミディ系は、サイズが大輪系の半分程度です。ミニ系はさらに小さく、全体でも10cm〜30cm程度。ミディ系やミニ系はテーブルの上や窓辺などで気軽に育てることができるとあって、近年人気が高まっています。丈夫な品種で交配されているため、育てやすいというメリットもあります。
また、コチョウランは色や模様もさまざま。人気のピンクや白のほか、リップ(唇弁)だけが赤いもの、紫系や黄色系のものなどがあります。また、染色液を吸わせて鮮やかな青やグリーンなどに色づけしたものも。
模様は、スポット系(点花)、ストライプ系、スプラッシュ系(中心から外側に向かって描かれた放射状のような模様)などがあります。
コチョウランにはこれだけの種類があるので、選ぶ際にもしも迷ってしまったら、花言葉で選んでみてはいかがでしょう。コチョウラン全体の花言葉は、蝶のような花弁の形から「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」「優雅」「ラグジュアリー」など。白のコチョウランは「清純」、ピンクのコチョウランは「あなたを愛している」、青は「愛」「尊敬」です。
コチョウランの原産は東南アジアなので、高温多湿を好み寒さに弱いという特性を持ちます。花鉢で贈った場合は、風通しがよく、直射日光が当たらない室内で育ててもらいましょう。置き場所と水やりに気をつければ、2か月ほど美しい花を咲かせてくれます。5月の母の日にお贈りすれば、梅雨の時季もお母さんを楽しませてくれることでしょう。

シンビジューム
母の日に、人気の蘭をプレゼントしよう シンビジューム
シンビジューム
科・属:ラン科シュンラン属(シンビジューム属)
学名:シンビジューム
原産地:アジア、オセアニア、タイなどの東南アジア
花色:白、ピンク、オレンジ、黄色、緑、茶色、複色

シンビジュームは、コチョウランに次いで人気の高い蘭です。日本に初めて輸入され、ギフトとして人気が出た洋ランは、コチョウランではなくシンビジュームです。しかし、この頃のシンビジュームの旬は12月〜3月頃と短かったため、一年を通して楽しめる洋ランの需要に応えて普及したのはコチョウランの方でした。近年では、品種改良や栽培技術の発達によって、シンビジュームも通年で楽しむことができます。
シンビジュームの名前の由来は、ギリシャ語でkymbes「船」とedios「外見」を組み合わせたもので、リップが中心から伸びているところがボートに似ていたことにちなむそうです。
シンビジュームの品種もまた約60〜70種類と膨大です。ヒマラヤ南麓を中心に自生していた大型種を交雑育種したものが多く出回ってきました。そのため、蘭の中では珍しく寒さにも暑さにも強いという特性を持ちます。丈夫で育てやすく、ギフトに適した花です。花持ちが良く、2〜3か月花を楽しむことも可能です。
コチョウラン同様に、大型や小型のものがあります。大型種は大輪の花がとても華やかですが、育つにつれ株元から大きな葉が7〜8枚生えてくるため、置き場所には気をつけましょう。屋内で育てる場合は、葉があまり伸びず、花の大きさも5〜6cmほどの小型種がおすすめです。
花色は白、ピンク、オレンジ、黄色などと品種によってさまざまですが、淡い控えめな色合いが多くやさしい印象です。このような色合いや丸みのある愛らしい花姿が関係してか、花言葉は「飾らない心」「素朴」。「ありのままのお母さんが大好き」そんなメッセージを贈りたい時、母の日のギフトにシンビジュームを選んでみてはいかがでしょうか。

デンドロビウム
母の日に、人気の蘭をプレゼントしよう デンドロビウム
デンドロビウム
科・属:ラン科セッコク属
学名:デンドロビウム
原産地:日本、熱帯アジア、オセアニアなど
花色:白、ピンク、オレンジ、黄色、緑、茶色、青

世界各地に自生しており、原種で1,000以上あると言われている蘭がデンドロビウムです。木の枝に根を広げて着生する性質があるため、ギリシャ語でdendron「樹木」とbion「生活」を組み合わせた言葉が語源となりました。
プレゼントとして人気のあるデンドロビウムには、主にノビル系、デンファレ系、フォーミディブル系などがあります。
ノビル系は熱帯アジアに自生していた原種の系統で、最も多く栽培されているデンドロビウムの代表的な存在です。特に日本国内での品種改良がさかんで、そのレベルは世界トップクラス。開花時期は2月〜5月ですが、通年で多くの品種が流通しています。花姿は大輪系でも7〜8cmとやや小ぶりですが、直立した茎の節々にたくさんの花を咲かせます。花色も白、ピンク、オレンジに黄色などと多彩なため、鑑賞目的で愛されてきました。寒さに強く丈夫な洋ランです。花の寿命は大輪系で3〜4週間、小輪系で2〜3週間ほどです。
デンファレ系は、正式名称はデンドロビウム・ファレノプシスといいます。花姿がコチョウラン(ファレノプシス)に似ていることからこの名前が付けられましたが、コチョウラン属ではありません。ノビル系とは違って寒さに弱いので、日当たりの良い場所で育てましょう。デンファレの花持ちは1〜2か月と長期間なため、花鉢としても人気が高いですが、花束やアレンジメントにもよく用いられる蘭です。
フォーミディブル系は、ノビル系・デンファレ系に続いて人気を高めたデンドロビウムのひとつです。花色が豊富なデンドロビウムの中で、フォーミディブル系は白い花しかないこと、その大振りの白い花を2〜3個まとめて咲かせることが特徴です。丈夫で育てやすいので、母の日のプレゼントにぴったりです。
このように、デンドロビウムにはさまざまな種類があります。花言葉も種類によってそれぞれ異なり、デンドロビウム全体の花言葉は「天性の華」「思いやり」など。ノビル系は「謹厳実直」、デンファレ系は「有能」、フォーミディブル系は「思いやり」です。

カトレア
母の日に、人気の蘭をプレゼントしよう カトレア
カトレア
科・属:ラン科カトレア属
学名:カトレア
原産地:中南米
花色:白、ピンク、赤、オレンジ、黄色、緑、茶色、複色

「蘭の代表」「洋ランの女王」とも呼ばれるほど、見目麗しくエレガントな花姿が何よりの魅力であるカトレア。蘭のプレゼントにおいては欠かせない存在です。
左右対称に広がった花弁が美しく、アクセサリーなどのモチーフにもよく用いられています。花径が大きく、小輪系でも2〜12cm、大輪系だと12〜18cmもの花を咲かせます。
19世紀、中南米で植物収集家のウィリアム・カトリーが発見・栽培したことからカトレアという名前がつけられました。コロンビアやブラジルなどの国花でもあります。
もともとは10月〜2月が旬の花でしたが、栽培技術の向上や品種改良の結果、通年で出回るようになりました。プレゼントとしても一年中用いられ、花鉢はもちろん花束やブーケ、アレンジメントでも人気の高い蘭のひとつです。花色が豊富なため、お母さんのイメージに合った色のカトレアを選べば、お母さんの気持ちも華やぎそうです。
品種にもよりますが寒さに弱く暑さに強いため、低温下ではすぐに花がしおれてしまいます。また、乾燥にも湿気にも耐性がないため、風通しの良い場所での保管が望ましいです。
カトレアの花言葉は、全体的には「優美な貴婦人」。色別に見ると、ピンクが「成熟した大人の魅力」、黄色が「魅力」「気品」、紫が「優美な女心」「優美な貴婦人」などです。

蘭を長持ちさせる方法

蘭は比較的育てやすい花です。蘭をより楽しむ知識を知って、お母さんにより長く楽しんでもらいましょう。

花束やアレンジメントとして蘭を贈った場合

花束であればすぐに水を入れた花瓶に入れ替えてもらいます。この時、余分な葉やしおれたものは手で取り除くといいでしょう。水は毎日替え、蘭を購入した際に鮮度保持剤を付けてもらった場合は、それも活用してもらいましょう。
アレンジメントの場合は、土台の吸水スポンジの水を乾かさないよう気をつけます。指で触って乾き具合を確認し、もし乾いていたら、口の細いジョウロなどでそっと水をつぎ足します。
花束・アレンジメントともに、直射日光の当たらない風通しの良い場所に飾ってもらうと、長く楽しんでいただけます。

花鉢(鉢植え)で蘭を贈った場合

花鉢の場合は、水やりや温度管理などが重要になります。最も大切なことは、花の特性に合わせた管理を行うことです。蘭の人気品種だけでもたくさんの種類があり、適切なお世話の仕方はそれぞれで異なります。
たとえばコチョウランは頻繁な水やりはいらず、むしろ水を与えすぎると根腐れを起こしてしまいます。一方でカトレアはきわめて乾燥に弱いため、表面の土が乾いたらすぐに水やりをする必要があります。
また、置き場所にも注意しましょう。蘭は比較的暑さに強い品種が多いですが、暑すぎる直射日光は苦手です。そのため、レースのカーテン越しに日光を当てるなどの工夫が大切です。エアコンや扇風機、暖房器具からの直風を避け、自然の風通しが良い場所に置くと良いでしょう。
花鉢についているラッピングは、すぐに外してもらいましょう。ラッピングをつけたままにしておくと、土の乾き具合や水やりのタイミングがわかりづらくなったり、鉢が蒸れて根腐れの原因になってしまうことがあります。

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