母の日のプレゼントに贈るハーバリウム 母の日 花ギフト・プレゼント特集2025年

母の日ギフト特集 母の日には花をプレゼント

母の日のお話
母の日のプレゼントに贈るハーバリウム

現在、2025年5月11日(日)の母の日に向けて特集を企画中です。2025年の母の日特集をお楽しみに!

最終更新日:

ハーバリウムをご存知でしょうか。最近話題となっている、ガラス瓶の中に美しい花をそのまま閉じ込めたかのような透明感あるフラワーギフトです。インテリアとして、雑貨店や飲食店などで最近よく見かけるようになりました。
市販のものもありますが、手作りできるところもポイント。母の日のプレゼントとして、ハーバリウムもおすすめです。ハーバリウムについての基本情報や、作り方をご紹介します。

目次
  1. ハーバリウムとは?
  2. 母の日のプレゼントに贈るハーバリウムガイド
  3. ハーバリウムを手作りしよう
  4. ハーバリウムのお手入れと気をつけたいこと
母の日のプレゼント ハーバリウム

ハーバリウムとは?

ハーバリウムとは、ガラス瓶の中にドライフラワーやプリザーブドフラワー、造花などを入れ、専用オイルに浸したものです。植物学で使う「Herbarium(植物標本)」という言葉に由来します。
このハーバリウム専用オイルが幻想的な美しさの秘訣です。無色透明で、形や色など花の状態を崩さないので、まるで水中に花がゆらゆらと浮かんでいるように見えます。さらに、ガラス瓶と同じように光を取り込むと屈折する性質があるので、光の加減によってキラキラと表情を変えるところも魅力です。
このオイルはそのまま保存液にもなり、1年間ほど美しさを楽しむことが可能です。

母の日のプレゼントに贈るハーバリウムガイド

ガラス瓶の大きさや形、入っている花の種類や色など、ハーバリウムにはたくさんの種類があります。母の日のプレゼント用にハーバリウムを選ぶポイントをご紹介します。

ハーバリウムはどこで購入する?

ハーバリウムはインテリアショップや雑貨店などで購入できます。最近では花屋での取り扱いも増えています。お店に問い合わせてみましょう。

ハーバリウムの種類と選び方

花の数だけ美しさが存在するように、ハーバリウムの種類もさまざまです。小花を散らしたような可憐なものや、大輪の花を使った華やかなもの、ハーブなどのグリーン系をメインに使ったさわやかな色合い、また、花以外にもきれいな石や貝殻が入っているものなども人気があります。色合いの違う細長いガラス瓶のタイプを数本並べても良し、存在感のあるひとつだけを飾っても良し。ハーバリウムにはさまざまな飾り方、楽しみ方があります。お母さんのお好きな色や、お家のインテリアの雰囲気を参考に、プレゼントしたいハーバリウムを選ぶと良いでしょう。

ハーバリウムを手作りしよう

ハーバリウムは、ガラス瓶と、中に入れたい花と、専用オイルを用意すれば手作りすることもできます。ハーバリウムの手作りキットなども売っているので、まずはこれから始めてみても良いでしょう。
ハーバリウム専用オイルの主流は、ミネラルオイル(流動パラフィン)、またはシリコンオイルなどです。ミネラルオイルは寒さに弱く、マイナス10度以下で濁り始めてしまうので、寒冷地では注意が必要です。
シリコンオイルは、温度変化に強く屈折率が高いので、より美しくハーバリウムを見せることができます。また、花が変色せず、長持ちするとも言われています。

作り方

(1)ガラス瓶とピンセット、お好きなドライフラワーやプリザーブドフラワー、造花などを準備します
(2)ガラス瓶の中に、ピンセットを使って花を入れます。オイルを入れたときに花が浮かんでこないよう、少し詰め込み気味に入れましょう。
(3)花を入れたら、ガラス瓶を傾けてゆっくりとオイルを注ぎ込みます。真上から注ぐと、オイルの重みで花が下に沈んでしまうのでご注意。
(4)オイルをガラス瓶の8〜9分目まで入れたら、ふたをしっかりと閉めます。
(5)食器洗い用の中性洗剤などでガラス瓶をやさしく洗い、表面に付いたオイルをきれいに流します。

作り方の注意点

生花は入れないようにしましょう。中で腐ってしまいます。
また、オイルは暖かい環境で膨張し体積が増えるので、ガラス瓶の8〜9分目まで入れるようにしましょう。キャップも固定せず、開けられるようにしておきましょう。

ハーバリウムのお手入れと気をつけたいこと

特別なお手入れの必要がない手軽さもハーバリウムの魅力のひとつ。日常のお手入れは、掃除の時などにガラス瓶を軽く乾拭きする程度で大丈夫です。花やオイルの状態によっても異なりますが、1年ほど美しい状態を楽しめます。
飾る場所については、ガラスがレンズになって太陽光を集めてしまい火事の原因となる可能性があるので、直射日光を避けた場所にしましょう。逆に、日光の入らない場所や生花を飾りにくい水回りなどにも、ハーバリウムなら飾ることができます。
また、オイルは火気厳禁です。小さなお子様がいる場合は、誤飲にも気をつけましょう。
そして、ハーバリウムはオイルを使っているため航空輸送できない可能性が高いので、遠く離れて住むお母さんにハーバリウムをプレゼントしたいという場合には、航空便以外の方法で贈るようにしましょう。

美しい花をインテリアとして気軽に楽しむことができ、しかも長期間美しさを保つハーバリウムは、母の日にぴったりのプレゼントです。手作りもできるので、今年の母の日は、お母さんとご一緒にぜひハーバリウム作りにチャレンジしてみてはいかがでしょう。想い出に残る母の日になりそうです。