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視覚に働きかけ、さまざまな効果を与えてくれる花の色。活力、幸福感、安らぎなど、花がもつ美しい色には秘められたパワーがあります。
カラーセラピーの観点からみた花の色がもつ効果の中で、とくに敬老の日におすすめのものをご紹介します。敬老の日のプレゼント、花選びの参考にしてください。
赤い色は、気力・体力・生命力を表します。神経を興奮させる作用もあり、自信や勇気、行動力を湧きおこしたり、心身の強壮やストレス解消にも効果的。いつまでも元気でいてほしいおじいちゃん、おばあちゃんへの気持ちを込めて、赤系の花を贈ってみては?
黄色は、集中力や思考力、判断力を高めてくれる色。常識を超えた自由な発想を引き出してくれます。また、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を促すことで快眠効果やストレス解消、消化吸収を高める作用なども期待できます。さまざまな体調への効果を発揮してくれるおすすめの色です。
鎮静効果の強い青や紫は、心身を落ち着かせてくれます。体感温度を下げたり安眠に導く効果もあるので、暑い夜の寝室にもおすすめ。自立神経を整え、ぐっすり眠れるようになります。残暑が厳しく寝苦しい夜の多いこの時期、「ベッドのわきに飾ってね、よく眠れるよ」とメッセージを添えて青や紫の花をプレゼントしてみてはいかがでしょう。
副交感神経に働きかけ、リラックス効果を発揮し、心を鎮めてくれる緑は、寝室におすすめの色。「寝つきが良くない」「早朝に目覚めてしまう」・・・そんなおじいちゃん、おばあちゃんにおすすめ。
神経を安定させ、興奮を鎮めてくれる作用をもつ白。肺や気管支の機能を高め、血圧の安定にも効果を発揮すると言われています。健康に気を遣うおじいちゃん、おばあちゃんには、白い花をプレゼントしてみるのもいいかもしれませんね。