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70歳を迎えた方の長寿祝いである古希(こき、古稀とも書く)。還暦祝いと並んで、長寿祝いとして広く知られている古希ですが、その由来やお祝いのしかたなど、知っておきたい基礎知識や、プレゼントとしておすすめの品物などをご紹介します。
古希・古稀とは、いったいどのような由来で生まれたのでしょうか。実は、この長寿の節目は、有名な中国の詩人、杜甫(とほ)が「人生七十古来稀なり(人生は短いので、70歳まで生きる人間は少ない)」と詩を詠んだことが始まりであると言われています。
さらに、中国の皇帝である清の乾隆帝は、自らを「古稀天子(長寿の帝王)」と呼び、印判などにも古稀の言葉を用いたそうです。
当時は40〜50歳でも相当な長寿だった頃。古希・古稀にあたる70歳というのは、現在でいう100歳くらいのイメージだったのでしょう。この時代では驚くほどのことだったということがよくわかるエピソードです。
2025年に古希・古稀にあたる干支は、数え年なら1956年生まれの申年、満年齢なら1955年生まれの未年です。
なお、長寿祝いの時期は地方・地域によってさまざまですので、お祝いの際には念のため地域の風習を確認しておくと安心です。
古希・古稀祝いとは、70歳(数え年含む)をお祝いする長寿祝いのことです。高齢化が進んでいる現代では、還暦祝いよりも本格的な長寿祝いと考えられています。
両親・祖父母などをご家族でお祝いするのはもちろん、近年は70歳でも働いていらっしゃる方も少なくないので、職場の上司や先輩に古希祝いをお贈りするケースもあるでしょう。
古希・古稀祝いのテーマカラーは「紫色」です。紫というのは、日本では古来、最上位を意味する高貴な色合いとして親しまれてきました。
たとえば、僧侶の世界で紫の衣装を身にまとうことができるのは、修行を重ねて最高位まで昇りつめた位の者だけだったのです。こうした理由から、古希・古稀祝いには紫色のプレゼントやギフトを渡すのが習わしになっています。
紫色にまつわるプレゼントなら、お花がおすすめです。おじいちゃん、おばあちゃんなど大切な方の長寿祝いに、感謝の気持ちを込めたメッセージなどをお花に添えてお贈りしましょう。
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