幾重にも重なった花びら、カラフルで鮮やかな色が美しいラナンキュラス。早春に大きく鮮やかな花を次々に咲かせます。
ラナンキュラスの「ラナ」は、ラテン語で「カエル」の意味。葉の形がカエルに似ていることから付いた名前だということです。見るだけで元気をもらえそうなラナンキュラスを、ご家庭でも育ててみませんか? 球根の植付けは秋ですが、園芸店などではつぼみの状態の鉢植えも多く販売されています。
球根はカラカラに干からびていて、花の球根とは思えない変わった形です。そのまま土に植えると急激に水を吸って腐ってしまう場合があるので、一週間から10日ほどかけてゆっくり吸水させ、十分に膨らんでから植えつけます。
土の表面が乾いたらたっぷり水遣りを。花や茎に水がかかると病気が発生する場合もあるので注意。
大きな花が次々と咲くので、開花の時期には10日に一度液肥を与えましょう。
咲いた花は早めに切り取り、お部屋で切花として楽しむのが良いでしょう。そうすれば球根が痩せすぎず、次のシーズンもふたたび花を楽しめます。