チューリップの生産地はオランダが有名。多くの品種があるので、花姿を想像しながら球根を選ぶ楽しみもあります。庭植えがもっとも適していますが、プランター植えでも十分楽しめる丈夫な花です。寒さが好きなので、切花の場合は室温の低い玄関などに飾ると長く楽しめます。
秋に球根を植え、冬の間は屋外で管理します。寒さには強いので外でも大丈夫。逆に、寒さに当てないと花が咲きません。
チューリップは水が大好き。冬の間でも、土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。
花が終わっても葉を取らずそのままにしておくと、土の中で次の球根がすくすく育ちます。葉が完全に枯れたら球根を掘り上げ、大きな球根を選んで風通しの良いところで保管します。秋になったらふたたび植えましょう。
球根を植える際、球根同士の間隔はやや狭めにしても大丈夫。密集しているほうが華やかに見えます。球根から大切に育てるのも楽しいですが、春先に花屋に出回るつぼみ付きのプランター植えならさらに手軽に花が楽しめます。初心者さんにもおすすめ。