バレンタインデーのお話「バレンタインデーの花贈りガイド」2025年

バレンタインデーに贈る花

現在、2025年2月14日(金)のバレンタインデーに向けて特集を企画中です。2025年のバレンタインデー特集をお楽しみに!

バレンタインデーの花贈りガイド

日本では、2月14日のバレンタインデーは「恋人にチョコレートを贈って愛を伝える日」とされていますが、海外のバレンタインデーは男女問わず愛や感謝を伝える日。そこで日本でも、花き業界の有志により2010年11月に「フラワーバレンタイン推進委員会」が発足しました。コンセプトは「愛する人に“花”をプレゼントするバレンタイン」。このフラワーバレンタインの活動が、年々広がりを見せています。
今年のバレンタインデーは、愛する人に花をプレゼントしてはいかがでしょう。バレンタインデーの花贈りに役立つ豆知識をお届けします。

バレンタインデーとは

バレンタインデーの花贈りガイド

2月14日のバレンタインデーは、好きな人に想いを伝えたり、恋人同士が愛を誓いあったり、夫婦がお互いへの愛情を再確認しあうといったロマンチックな愛の日。その由来や、チョコレートを贈るようになったきっかけとは?

バレンタインデーの起源

バレンタインデーの起源については諸説ありますが、最も有力とされるのは古代ローマ帝国時代のお話です。
時の皇帝クラウディウス2世は、戦争が絶えない統治下において、兵士の士気が下がることを危惧し、兵士たちの結婚を禁じました。愛する家族を故郷に残したまま出兵すると、故郷に未練が残り戦争に集中できないというのです。
そんな規律に反し、キリスト教司祭の聖ウァレンティヌス(バレンタイン)は、結婚したいという兵士たちのためにこっそり結婚式を行い、祝福を与えていました。そのことがクラウディウス2世に露見し、再三にわたる禁止命令が出ても、聖ウァレンティヌスは従いませんでした。そのため、とうとう処刑されてしまったのです。
聖ウァレンティヌスの処刑日は2月14日(当時の古代ローマでは祭りの初日で祝日)。聖ウァレンティヌスは、皇帝の圧力に屈せず、人々のために愛の大切さを守り抜いた司祭として語り継がれることとなります。
その後、キリスト教が広まるにつれ聖ウァレンティヌスは「恋人たちの守護聖人」と呼ばれるようになり、殉教日にあたる2月14日が記憶日とされ、転じて恋人たちの日となりました。

なぜバレンタインデーにチョコを贈るようになった?

日本では、好きな人に愛を告白する日とされているバレンタインデーですが、海外では男女問わず愛や感謝を伝え合う日。花やお菓子、メッセージカードなどを贈り合うことが多いようです。
バレンタインデーにお菓子を贈るという習慣は、もともと19世紀後半のイギリスで始まりました。ただ、イギリスでも贈るお菓子はチョコレートとは限りません。
では、日本でバレンタインデー=チョコレートになったのはなぜなのでしょうか。諸説ありますが、1958年2月に、日本のお菓子メーカーがデパートでバレンタインデーのプロモーションを行ったことがきっかけという説が有力です。
近年では、恋人同士だけでなく、仲の良い友達同士で交換する「友チョコ」、また、チョコレートではなく別のお菓子やかわいい雑貨などを贈ることなどが広まっており、バレンタインデーは日本でも多様化を見せています。

フラワーバレンタインとは?

フラワーバレンタインとは「バレンタインに愛する人に花をプレゼント」することを普及する取り組みです。2010年11月より、農林水産省の協力のもと、花き業界の有志たちによって「フラワーバレンタイン推進員会(※)」が立ち上げられました。
(※)「フラワーバレンタイン推進委員会」は、現在フラワーバレンタインを主催する「一般社団法人 花の国日本協議会」(2014年7月に設立)の前身です。
もっと気軽で、かしこまらない、自由で楽しいフラワーバレンタインを、日本にも。
恋人、友達、家族、誰から誰に贈ってもいい。照れて無言で渡しても、まっすぐ気持ちを伝えてくれる。花は、いろんな愛のカタチを表現できる、とても自由なラブレターです。
心を込めて贈った花は、心の中でずっと咲き続ける。あなたも、大切な人に、花で自由に気持ちを伝えてみませんか。フラワーバレンタインの取り組みには、そんな想いが込められています。

バレンタインの花贈りガイド

花を贈りたいとは思うけれど、どんな花が良いのかわからない…そんな男性は少なくないでしょう。そこで、バレンタインデーに愛する人に贈るおすすめの花や、おすすめのスタイルをご紹介します。

バレンタインデーのギフトにおすすめの花

花の美しさはもちろん、花言葉にもこだわってみると、さらに花選びが楽しくなりそうです。色合いは、彼女や奥様のお好きな色が分かればベストですが、分からない場合は、彼女や奥様が普段よく着ている服の色や、お気に入りの小物の色などを思い返してみましょう。

■バラ
バレンタインデーのギフトにおすすめ バラ

愛を告げる花といえばやはりバラ。バレンタインデーはもちろん、さまざまな記念日やお祝いのギフトに喜ばれる花です。バラは美しいだけでなく、香りにリラックス効果や美容効果があるとも言われています。バラの香りがお好きな恋人や奥様へのプレゼントにおすすめ。豊富な流通量で手に入りやすく、さまざまな品種や色、形などから選べることも嬉しいポイントです。
また、バラは「愛」に関する花言葉をたくさん持っています。赤やピンク、白などカラーバリエーションがあり、色ごとに花言葉が変わります。
以下に代表的なものをご紹介します。伝えたい想いによって、色を選んでみてはいかがでしょう。
 赤「愛情」「美」「情熱」
 白「純潔」「尊敬」「私はあなたにふさわしい」
 ピンク「上品」「可愛い」「美しい」「愛の誓い」
 青「奇跡」「神の祝福」
 紫「気品」「上品」「誇り」
また、バラの本数によっても込められたメッセージがあります。
1本は「一目ぼれ」、2本は「この世界には二人だけ」、3本は「愛しています」、4本は「一生愛し続けます」、5本は「出会えて心から嬉しい」、6本は「あなたに夢中です」、7本は「ひそかな愛」、8本は「あなたの思いやりや励ましに感謝」、9本は「いつまでも一緒に」、10本は「あなたは完璧な人」、11本は「最愛」、12本は「私の奥さん(恋人)になってください」、14本は「誇る」、18本は「誠実」、21本は「あなたに尽くす」、24本は「一日中想っています」、40本は「真実の愛」、50本は「永遠」、99本は「永遠の愛」、100本は「100パーセントの愛」、101本は「あなただけ」、108本は「結婚してください」、そして999本は「生まれ変わってもあなたを愛している」です。

■ガーベラ

愛らしく華やかな印象のガーベラもまた、ギフトとして人気の高い花のひとつです。バラ同様、色によって花言葉が異なります。パートナーのイメージに合った色や花言葉を選んでプレゼントしましょう。
 赤「神秘の愛」「前向き」
 ピンク「感謝」「崇高な愛」「思いやり」
 オレンジ「冒険心」
 白「希望」「純潔」「律義さ」
 黄色「究極の愛」「親しみやすさ」

■チューリップ

世界中で愛されている春の花・チューリップは、5000を超える品種があります。色はもちろん、花の形にもさまざまなバリエーションがあり、時期的にもバレンタインデーのプレゼントにぴったりの花です。
チューリップ全般の花言葉は「思いやり」。これは、オランダの『チューリップ物語』という優しいお話が由来です。
3人の騎士からプロポーズされた女性が、選ばれない人が出ることに心を痛め、3人ともに幸せになってほしいという願いから、自分自身をチューリップに変化させてしまいます。この女性の優しい気持ちから、「思いやり」という花言葉が生まれました。また、それとは別に色によっても花言葉があります。
 赤「愛の告白」「真実の愛」
 ピンク「愛のめばえ」「誠実な愛」
 紫「不滅の愛」
 オレンジ「シャイ」

■スイートピー

優しくエレガントな印象を持ち、甘い香りを放つスイートピー。世界各国の王族たちに愛され、数々の式典の装飾などにも用いられてきました。スイートピーの花言葉は数々ありますが、「優美」「恋の楽しみ」など、バレンタインデーにふさわしい花言葉もあります。
また、日本ではスイートピーをうたった歌謡曲が流行したこともあるため、スイートピーといえば「愛」や「恋」を思い浮かべ、甘酸っぱい気持ちになる方もいらっしゃるかも?ちなみに、流通量は少ないですが、赤いスイートピーはこの歌謡曲をきっかけに品種改良され誕生したという経緯があります。

■カーネーション

フリルのような花びらが愛らしく、華やかな気持ちにさせてくれるカーネーション。一年を通してフラワーギフトとして人気の花ですが、実は開花時期は2月。母の日の花というイメージが強いカーネーションですが、ギフトとしても定番の花です。恋人同士にふさわしい花言葉も多いので、大切な方にプレゼントすれば喜んでいただけそうです。
 赤「深い愛」「感動」
 ピンク「女性の愛」「美しいしぐさ」「上品」
 白「純潔」「尊敬」
 オレンジ「熱愛」「純粋な愛」
 青「永遠の幸福」

■マム(菊)

菊というと和風のイメージが強いかもしれませんが、ギフトにはマムと呼ばれるポンポンと丸く愛らしい菊が人気です。マムは、西洋では古くからお祝いごとや男女間のイベントごとに贈られるギフトとして親しまれてきました。赤やピンク、黄色、オレンジなど多種多様な色と大きさで、華やかなプレゼントにぴったりの品種も多くあります。
色別に花言葉が分かれますが、とりわけ赤は「愛情」、白は「真実」「誠実」「あなたを慕っています」といった、恋人同士にぴったりのメッセージを持っています。バレンタインデーのギフトには、マムを中心に季節の花で彩りを添えたフラワーギフトはいかがでしょう。なお、同じキク科の花であるガーベラ、デイジー、マーガレットなどもバレンタインデーにぴったりの愛らしい花です。

■ユリ

バラと同様、華やかで気品ある花といえばユリ。ユリを使ったフラワーギフトもプレゼントに人気です。香りの良いユリ、大輪のユリ、花もちが良いユリなど、種類もさまざま。バレンタインデーのギフトに、ユリをお贈りしてはいかがでしょう。

■コチョウラン

数ある蘭の種類の中でも、特別感のあるコチョウランは、愛する人へのプレゼントにぴったり。コチョウランというと大きな鉢、大ぶりな花を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、近年ではプレゼントとして贈りやすい小ぶりなサイズの品種も豊富です。美しいコチョウランは、一味違ったバレンタインデーのギフトになります。

■トルコキキョウ

「優美」「希望」と前向きな花言葉が多いトルコキキョウ。ふわふわと繊細な花びらが美しい八重咲きタイプなどがギフトに人気です。

バレンタインデーのギフトにおすすめの花のスタイル

バレンタインデーのギフトにおすすめの花のスタイル

フラワーギフトには、花束やアレンジメント、花鉢などさまざまなスタイルがあります。バレンタインデーのギフトにおすすめのスタイルをご紹介します。

■花束

花束は、花を形良く束ねてリボンなどでラッピングしたスタイルです。愛する人に直接差し出して想いを伝えたい方におすすめ。ロマンチックなバレンタインデーを演出します。

■アレンジメント

アレンジメントは、バスケットやボックスなどに美しく花を活けたもの。贈る方の雰囲気に合わせて選んでみてはいかがでしょう。花びんがなくても飾れるところもポイントです。

■花鉢

お庭いじりやガーデニングがお好きな方に贈りたいのが、花鉢のギフトです。旬の花を咲かせる花鉢をプレゼントして、お二人で一緒に育ててみてもいいですね。

■プリザーブドフラワー

花の水分を抜き、乾燥させて作るプリザーブドフラワー。花の美しいみずみずしさを保ち、長期間楽しむことができます。まるでふたりの愛のように美しさが長く続くプリザーブドフラワーは、バレンタインデーのプレゼントにぴったりです。

■バルーン付きの花

花のギフトに遊び心を加えたい方におすすめなのが、バルーン付きのフラワーギフトです。ヘリウムガスでふわふわと浮かぶバルーンや、ハートやキャラクターなどをモチーフにしたバルーン、メッセージ入りのバルーン付きの花は、贈られた方を笑顔にします。大切な方が喜んでくれそうなモチーフを選んでお贈りしてはいかがでしょう。

迷ったら「プロにおまかせ」

「どんな花がいいか迷ってしまう」「あまり花を買ったことがないので不安」といった方は、お花屋さんにおまかせする「おまかせ商品」がおすすめ。花のプロがバレンタインデーにぴったりの花をおつくりします。
花のスタイル(花束またはアレンジメント)、色合い(ピンク系、レッド系やイエロー・オレンジ系など)をと価格帯をご指定し、デザイン・制作はプロにおまかせ。ご指定いただいた日時に花屋が直接手渡しでお届けいたしますので、ご自宅や恋人の家などでサプライズのプレゼントも可能です。

花にメッセージを添えて贈りましょう

海外のバレンタインデーでは、ギフトに愛の言葉を記したメッセージカードを付けることが一般的。「I Love you!」「Be My Valentine」「Be Mine(私のものになって)」など、バレンタインデーならではの情熱的なメッセージがあふれています。今年のバレンタインデーは、そんなメッセージを添えた花をプレゼントしませんか?普段はなかなか言えない一言でも、メッセージカードなら伝えてくれそうです。
イーフローラの「じぶんdeカード」は、WEB上で手軽に作れるオリジナル無料メッセージカード。ご注文時にお好きなカードデザインを選び、メッセージをご入力いただければ、花屋がカードを印刷し、花と一緒にお届けします。バレンタインデーにぴったりの愛のデザインカード(期間限定)もご用意していまのでぜひご利用ください。

メッセージを添えて贈る花はこちら

まとめ

バレンタインデーの由来や、フラワーバレンタインのお話、またプレゼントとしておすすめの花やスタイルをご紹介しました。日本ではバレンタインデーといえばチョコレートが一般的でしたが、今年は花をお贈りしてはいかがでしょう。
花選びに迷ったら、イーフローラにおまかせください。全国の花のプロが、お二人のためのバレンタインデーのフラワーギフトをおつくりします。

〜3 LOVE STORIES〜
想いを伝える ラブな3つの特集

  • 1/31 愛妻の日

    1月31日は1(アイ)31(サイ)で「愛妻の日」。奥様に日頃の愛と感謝を伝えるチャンス!想いが伝わるのは花のギフトです。

  • 2/14 バレンタインデー

    2月14日は、大切な人へ花をプレゼントする「フラワーバレンタイン」です。愛する人へ、チョコを待つより、花で愛の先制攻撃を。

  • 3/14 ホワイトデー

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