喪中の方に「喪中見舞い」を贈る際の書き方やマナーは?喪中見舞いのお花2024年

喪中はがきが届いたら
現在、2024年の喪中見舞いに向けて特集を企画中です

喪中の方に「喪中見舞い」を贈る際の
書き方やマナー、贈る花などの選び方とは?

喪中の方に「喪中見舞い」を贈る際の書き方やマナー、贈る花などの選び方

喪に服している遺族へ、お悔やみの気持ちを伝えるために用意するのが「喪中見舞い」です。基本的には、喪中はがきのお返事として手紙を出すのが慣例ですが、最近では、より気持ちを込めて花などの品物を贈るケースもあります。
喪中の方に喪中見舞いを贈るときに知っておきたいメッセージの書き方やマナー、花などの品物の選び方についてご紹介します。

喪中見舞いとは

喪中見舞いとは、喪中に入った遺族へのお悔やみと追悼の気持ちを伝えるために贈る手紙および品物を意味します。喪中見舞いは、はがきで出すことが多く、贈る品物については、線香やろうそくといった品物のほか、最近では花をお届けすることも増えています。

喪中見舞いを贈る時期はいつ頃?

喪中見舞いを贈る時期は、特に定められた期日があるわけではありません。ただし、遺族の方へのお悔やみの気持ちを伝えるためのものなので、喪中はがきを受け取ったら、できる限り早めにお返事をすると良いでしょう。一般的に、喪中はがきが届くのは11月〜12月初旬頃が多いため、可能であれば年内には喪中見舞いをお贈りしましょう。
なお、年内に喪中見舞いを贈れなかった場合には、寒中見舞いのご挨拶と共にお悔やみを伝える方法があります。寒中見舞いを贈る時期は、1月5日〜2月4日頃までが一般的なマナーです。
その他、お悔やみが遅れたことをお詫びするメッセージ(お悔やみ状)を添えたうえで、花などの品物をお贈りすることもあります。

喪中見舞いの花を贈る

喪中見舞いの書き方とは?

喪中見舞いの書き方としては、手紙やはがきの冒頭で「喪中お見舞い申し上げます」と書き添え、「この度はご丁寧なご挨拶状をいただき、ありがとうございました」など、お礼を伝えるのが慣例です。なお、文中には喪中はがきの内容を了承したことを表すために「ご服喪中につき、新年の挨拶を控えさせていただきます」などの一文も入れるようにしましょう。
そのうえで、ご遺族を気遣う気持ちや故人との思い出についての話題なども添えると、受け取った方の心も慰められるでしょう。

喪中見舞いで贈る品物(花など)の選び方は?

喪中見舞いで贈る品物 線香

喪中見舞いで贈る品物に決まりごとはない

喪中見舞いの品物には特に決まりはありませんが、一般的によく選ばれているのは線香やろうそくです。その他、お菓子やお茶、ギフト券、故人がお好きだった品物をお贈りする場合もあります。
なお、喪中見舞いの品物を贈る場合には熨斗(のし)をつけるのが一般的です。「御供」または「喪中御見舞」の表書きで結び切りのものを選びます。お亡くなりになってから四十九日までは「御霊前」、四十九日の忌明けからは「御仏前」の表書きとする場合もあります。

喪中見舞いに花を選ぶのもおすすめ

お悔やみの気持ちをより心を込めて伝えることができるため、最近では、喪中見舞いの品物に花を選ぶという方も増えてきました。
喪中見舞いで贈る花の種類については、特に決まりごとがあるわけではありませんが、故人がお亡くなりになってから日が浅い場合には、色鮮やかな花よりも、白色の花、淡い色合いの花がふさわしいとされています。
和菊やユリ、カーネーションなどが入った花束やアレンジメントがおすすめです。予算は3,000円〜5,000円程度のものが相場となっています。なお、花の選び方については、地域によって風習などが違う可能性もありますので、念のため確認しておくと安心です。

喪中見舞いで気をつけたいマナーとは?

喪中見舞いで花などが贈られるようになった要因のひとつに、近年の家族葬の増加が挙げられます。葬儀に参列し香典をお渡しする機会がないということで、喪中見舞いの品物を香典の代わりにお贈りするということです。
もしも葬儀からかなり時間が経っているような場合には、香典返しをする遺族にかけるお返しの手間などを考え、品物を贈るのは控え、喪中見舞いの手紙やはがきを送るだけに留めるということもあります。

喪中見舞いは相手を気遣う気持ちが何よりも大事

喪中見舞いを贈る際に最も大切なことは、遺族の方々を気遣う気持ちや、故人を悼む想いです。
喪中はがきが届いたら、心を慰める喪中見舞いの花をお贈りしてはいかがでしょうか。

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