誕生花(たんじょうか)をご存知でしょうか。誕生石などと同様に、1月から12月までの各月(または各日)それぞれにおすすめの花があります。季節や気候、風習の違いなどにより地域や国ごとに誕生花のラインナップは異なりますが、おおむねその月に旬を迎える花が選ばれています。誕生日のお祝いにぴったりの花言葉を持つ花もたくさん。おめでとうの気持ちとともに、大切な家族や恋人、友達に誕生花をプレゼントしましょう。
日本における、各月の一般的な誕生花や込められた花言葉、その花の特徴、あわせて誕生花がいつ始まったのか、どのように決められるのかをご紹介します。
誕生花とは、誕生月や誕生日ごとに設けられた花のことです。もともとは海外発の考え方であり、日本よりも古くから誕生花を決めて誕生日プレゼントとする習慣が存在しました。
月ごとの誕生花のラインナップは、国や地域、時代によってさまざまです。誕生花という考え方自体の発祥はギリシャ神話と言われていますが、選ばれる花に明確な基準はなく、それぞれの国や土地で季節ごとに親しまれてきた花がいつしか人々の間で「その月の花」として定着し、誕生花となったようです。
日本国内でも種類や込められる意味に諸説あり、どれが正しいというわけではなく、一般的にはその月にもっとも旬を迎える花が選ばれています。
1月〜12月まで、それぞれの月ごとの誕生花、花の情報や原産地、育て方や花言葉をご紹介します。
花言葉は地域や風習によって異なる場合がありますが、日本で一般的なものとなります。
春の花・チューリップは、世界中で愛されている球根植物です。現在、チューリップの品種だけで5,000を超えて園芸品種に登録されています。それだけ改良に熱意が注がれてきたということです。17世紀のオランダでは、稀少で高額な品種のチューリップの球根が高値取引されたことに起因する「チューリップバブル」なる経済現象も起こったほどです。
「チューリップ」という名前の由来は、原産地のトルコでターバンを指した「ツルバン」からきていると言われます。和名の「鬱金香(うこんこう、うっこんこう)」は、チューリップの香りがスパイスのウコンに似ていることから名づけられました。
花言葉は「思いやり」。色別に見ると、赤が「愛の告白」「真実の愛」、ピンクが「愛のめばえ」「誠実な愛」、紫が「不滅の愛」、白が「失われた愛」、黄色が「望みのない恋」「名声」などです。
開花時期は春ですが、冬から多く流通が始まり、人気が高いため早春には売り切れてしまうこともしばしばです。
シンプルなフォルムのチューリップは、花束やアレンジメントが人気。光や熱に反応し、太陽に向かって開花する性質が関係しているため、切花であっても元気なことがチューリップの大きな特徴です。切花を選ぶ場合は、まだ完全に色づいていない、若く新鮮なチューリップを選ぶと、より長い期間チューリップを楽しんでいただけます。
【学名】Tulipa
【和名】鬱金香(うこんこう、うっこんこう)
【科・属名】ユリ科チューリップ属
【原産地】トルコ・アナトリア半島、イランなどの地中海沿岸から中央アジア
【開花時期】3月下旬〜5月上旬(品種による)
「甘い豆」という名前の通り、甘い香りと可愛らしい見た目が特徴のスイートピー。花が咲いた後さやをつけ、豆がなることからもこの名前は由来します。1695年に修道僧クパーニがイタリア・シチリア島で発見し、その後イギリスで園芸植物として愛されるようになりました。
イギリスのエドワード7世の妃アレクサンドラも装飾として愛用していたことで、エドワード朝を象徴する役割も果たしました。
花言葉は「門出」「別離」「ささやかな喜び」「優しい思い出」など。これは花弁の形状が飛び立っていく蝶を彷彿とさせるからと言われています。冬から春にかけて新たなスタートを切るところが、初春の誕生花としてふさわしいですね。
色ごとでは、ピンクのスイートピーは「繊細」「優美」、白のスイートピーは「ささやかな喜び」「微妙」、紫のスイートピーは「永遠の喜び」、黄色のスイートピーは「囁き」「分別」です。
開花時期は春ですが、切花のスイートピーが多く出回るようになるのは11月頃からで、冬が旬となります。また、品種によっては夏咲きや冬咲きのものが存在します。
【学名】Lathyrus odoratus
【和名】ジャコウエンドウ
【科・属名】マメ科レンリソウ属
【原産地】イタリア・シシリー島(シチリア島)
【開花時期】4月下旬〜6月中旬(品種による)
花弁がパッと水平に開いた様子や明るい色が、華やいだ気持ちにさせてくれるガーベラ。熱帯アジアやアフリカのあちらこちらに生息しており、野生種だけで40種、品種改良されたものは数百種と非常に多くの園芸品種があります。
毎年花を咲かせるうえに多年草なため、流通量が豊富。そのため、フラワーギフトとして一年を通して人気のある花です。
花言葉はその愛らしいフォルムから「希望」「常に前進」と前向きなものが多くあります。色別に見ると、赤が「神秘」「燃える神秘の愛」「前進」、ピンクが「熱愛」「崇高美」、黄色が「究極の愛や美、親しみやすさ」、白が「希望」「律義」「純潔」、オレンジが「神秘」「冒険心」「我慢強さ」などです。
【学名】Gerbera
【和名】オオセンボンヤリ
【科・属名】キク科ガーベラ属
【原産地】熱帯アジア・アフリカ
【開花時期】春・秋が多いが四季咲き性
フリルのような花弁が可愛らしく、母の日の花として有名なカーネーション。通年で市場に出回っていることから、母の日だけでなくあらゆるフラワーギフトでよく使われる定番の花です。
古来から世界中で愛されてきた歴史ある花であり、原産地のイスラム世界では、モスクの装飾にモチーフとして使われています。
花言葉は「女性の愛」「感覚」「感動」「純粋無垢な愛」。色別に見ると、赤が「母への愛」、ピンクが「母の不滅の愛」「感謝」「美しい仕草」、白が「私の愛情は生きている」「尊敬」、黄色は「軽蔑」「嫉妬」、オレンジが「熱烈な愛」「純粋な愛」、紫が「誇り」「気品」、青が「永遠の幸福」などです。
【学名】Dianthus caryophyllus
【和名】オランダセキチク
【科・属名】ナデシコ科ナデシコ属
【原産地】南ヨーロッパ・西アジア地中海沿岸
【開花時期】4月〜6月が多いが四季咲き性
花の女王とも呼べるバラ。ゴージャスでエレガントなフォルムと甘い香りは、いつの時代も多くの人々を魅了してきました。この香りには、リラックス作用や女性のホルモンバランスを整える効果があると言われています。
バラの花言葉のメインは「愛」「美」です。ピンクは「上品」「可愛い」「美しい」「愛の誓い」といった意味を持ちます。その他の色としては、白が「純潔」「尊敬」「私はあなたにふさわしい」、青が「奇跡」「神の祝福」、紫が「気品」「上品」「誇り」などです。5月生まれの方への誕生日ギフトには、ピンクをメインに、さまざまな色のバラを織り交ぜてプレゼントすると喜ばれそうです。
【学名】Rosa
【和名】薔薇(バラ)
【科・属名】バラ科バラ属
【原産地】アジア、ヨーロッパ、中近東、北アメリカ、アフリカ一部
【開花時期】5月中旬〜6月上旬、6月中旬〜11月(品種による)
梅雨の時期に咲くアジサイは、日本人にとっては古来から親しんできた花のうちのひとつ。万葉集にもその名前が登場します。
花言葉は「家族のきずな」「辛抱強い愛情」「元気な女性」です。江戸時代に、ドイツ人医師シーボルトが日本人女性お滝と愛をはぐくみ、子どもも授かります。やがてシーボルトは帰国しますが、その時にアジサイの花を日本から持ち帰り、愛する妻お滝にちなみ「オタクサ」と名付けました。ここから、辛抱強く愛する人を思うという意味の花言葉が生まれたそうです。
初夏を彩る旬の花鉢は、ギフトにも人気があります。アジサイは比較的丈夫な花なので、鉢植えでも庭植えでも栽培が可能です。ガーデニングのお好きな方に、アジサイの鉢植えを誕生日ギフトとしてプレゼントしてはいかがでしょうか。
【学名】Hydrangea macrophylla
【和名】紫陽花(アジサイ)
【科・属名】アジサイ科アジサイ属
【原産地】東アジア・北アメリカ
【開花時期】6月〜9月上旬
夏の風物詩・ヒマワリ。大人の上背を超すような背丈のヒマワリもありますが、ヒマワリは近年フラワーギフトとして人気があるため、切花用の30cmほどの品種や鑑賞用のミニヒマワリなども続々と生まれています。
花言葉は「あなただけを見つめる」「崇拝」「憧れ」。大きな瞳のようなヒマワリにぴったりの花言葉です。「崇拝」や「憧れ」は、ペルーでの太陽信仰からきた花言葉と言われています。
ヒマワリにも、黄色のほか白や紫といった色のバリエーションがあります。白いヒマワリの花言葉は「ほどよい恋愛」、紫色は「悲哀」といった意味があります。
バラ同様、本数によっても意味をもち、一本だと「一目ぼれ」、3本だと「愛の告白」などを意味します。夏生まれの方にぴったりの元気な花は、誕生日ギフトに喜ばれます。
【学名】Helianthus annuus
【和名】向日葵(ヒマワリ)
【科・属名】キク科ヒマワリ属
【原産地】北アメリカ
【開花時期】7月〜9月
ユリの花は、日本では主に食用や薬用に使われてきました。鑑賞花となったのは明治以降のことです。
前述のドイツ人医師シーボルトが、ユリの花も自国に持ち帰って広め、後に日本へと逆輸入されることとなりました。ユリの花は通年で出回っているため、一年を通してフラワーギフトに人気です。
花言葉は「純粋」「無垢」。キリスト教の聖母マリアに捧げられたことに由来して、このような意味合いを持っています。シーボルトも、キリスト教の復活祭(イースター)の花として日本のユリを広めたようです。
色別では、白が「純粋」「威厳」、オレンジは「華麗」、赤やピンクは「虚栄心」、黄色は「陽気」などとなります。
ユリの花粉は粘着力が強く、服などに付着するとなかなか落ちないので、フラワーギフト用のユリは花粉を取り除いてあることが一般的。つぼみのユリは、花が開き始めたら花粉をそっと取り除いてあげてください。早めに花粉を取り除くことで、花も長持ちします。
【学名】Lilium
【和名】百合(ユリ)
【科・属名】ユリ科ユリ属
【原産地】北半球アジア・ヨーロッパ・北アメリカの温帯地域
【開花時期】5月下旬〜7月上旬(品種による)
トルコキキョウも秋の花として知名度がありますが、「トルコ」とも「キキョウ」ともあまり関連性がないので、近年では英名である「ユーストマ」としても出回っているようです。
トルコキキョウは薄いドレスの裾のような花びらが特徴的。代表的な色は紫ですが、園芸品種の改良技術によって白、クリーム色、緑や茶色、ピンクといった色味から、バラのような華やかな花弁をたくさんつけるものまで豊富な種類が存在します。
花言葉は「優美」「すがすがしい美しさ」「希望」「思いやり」です。
トルコキキョウには釣り鐘状の花の形の品種もあり、そこからギリシャ語で「eu stoma(良い口)」と呼ばれ、それがユーストマの語源となっています。このことから、「良い語らい」という花言葉が海外では有名です。
切り花は比較的長持ちするので、花束、アレンジメントなど幅広いフラワーギフトとして活躍しています。ウェディングブーケにもよく使用されます。
【学名】Eustoma
【和名】トルコキキョウ
【科・属名】リンドウ科トルコキキョウ(ユーストマ)属
【原産地】アメリカ
【開花時期】5月〜9月
花束の中に入っていると一目でわかる、華やかな個性を持つダリア。原産はメキシコで、18世紀にスペインのマドリード王立植物園に導入されたことから人気を博し、歴史的に品種改良が行われてきました。そのため非常に種類が豊富で、色や花弁の形・大きさ、咲き方などにさまざまなバリエーションがあります。
ダリアの花言葉は「栄華」「気品」「不安定」「気まぐれ」。赤は「栄華」「華麗」、黄色は「優美」、青は「不可能」、白は「感謝」という意味合いを持ちます。
ダリアは歴史上の偉人たちから愛されてきた花です。そのためか、花言葉が歴史に大きく関わってきました。例えば白のダリアの「感謝」は、フランス革命の頃、革命運動へのねぎらいや感謝を込めて贈り合う風潮にちなんでいると言われます。
ダリアは寒さや乾燥に少し弱いので、水やりはこまめに行い、葉に時々霧吹きで水分を与えてあげると長持ちします。
【学名】Dahlia
【和名】テンジクボタン
【科・属名】キク科テンジクボタン(ダリア)属
【原産地】メキシコ
【開花時期】6月中旬〜11月
花びらの形や色の種類が豊富な花で、「花」らしい形が人気のガーベラ。熱帯アジアやアフリカのあちらこちらに生息しており、野生種だけで40種、品種改良されたものは数百種と非常に多くの園芸品種があります。
3月には春らしいパステルカラーが人気ですが、秋のガーベラはこっくりとした濃い色もプレゼントとしておすすめ。アレンジメントや花束にすると、素敵なアクセントになります。
花言葉はその愛らしいフォルムから「希望」「常に前進」と前向きなものが多くあります。色別に見ると、赤が「神秘」「燃える神秘の愛」「前進」、ピンクが「熱愛」「崇高美」、黄色が「究極の愛や美、親しみやすさ」、白が「希望」「律義」「純潔」、オレンジが「神秘」「冒険心」「我慢強さ」などです。
【学名】Gerbera
【和名】オオセンボンヤリ
【科・属名】キク科ガーベラ属
【原産地】熱帯アジア・アフリカ
【開花時期】春・秋が多いが四季咲き性
12月の誕生花は、赤いバラです。5月の誕生花であるピンクのバラも美しさは遜色ありませんが、赤いバラにはよりいっそうの華麗さと風格が備わっています。
赤いバラの花言葉は「愛情」「美」「情熱」。特に愛する人への誕生日ギフトにふさわしい花です。愛の象徴でもあるバラの花は、愛する人に贈る際は、その本数にも意味があります。1本は「一目ぼれ」、2本は「この世界には二人だけ」、3本は「愛しています」、4本は「一生愛し続けます」、5本は「出会えて心から嬉しい」、6本は「あなたに夢中です」、9本は「いつまでも一緒に」、11本は「最愛」、12本は「私の奥さん(恋人)になってください」、24本は「一日中想っています」、40本は「真実の愛」、99本は「永遠の愛」、100本は「100パーセントの愛」、101本は「あなただけ」、そして108本は「結婚してください」です。愛する人への誕生日プレゼントにいかがでしょうか。
【学名】Rosa
【和名】薔薇(バラ)
【科・属名】バラ科バラ属
【原産地】アジア、ヨーロッパ、中近東、北アメリカ、アフリカ一部
【開花時期】5月中旬〜6月上旬、6月中旬〜11月(品種による)
誕生花という概念、誕生花を贈る習慣はいつ始まり、どのように根付いていったのでしょうか。諸説ありますが、代表的な由来をご紹介します。
誕生花は、ギリシャ神話に由来すると言われています。ギリシャ神話には、さまざまな花が登場します。美と愛と豊穣の女神アフロディーテが誕生した時、神々からバラが贈られたり、太陽神アポロンへの恋慕から水の妖精ニンフ・クリュティエがヒマワリに姿を変えたり・・・。古代ギリシャやローマ人にとって、花は神々と切っても切れない特別な存在でした。
同時にギリシャ神話に大きな影響を受けていた古代ギリシャ・ローマでは、「暦」もまた特別な意味を持っていました。もちろん農耕周期を把握するために、世界各地で暦は大切なものでしたが、ギリシャ・ローマ人たちはそれぞれの「月」にも神が宿っていると考えていました。英語の月名表記の多くがギリシャ・ローマ神話由来なのもそのためです。それぞれの月に旬となる花は、それぞれの月に宿る神の意志のもとで美しく咲き誇る。そしてその花には神々の意志やメッセージが込められている。このような考え方があったのです。
個人の誕生日をお祝いする習慣は古代にはありませんでしたが、神々や皇帝の誕生日は市民たちにとって大きな意味合いを持っていました。そんな特別な日に、最も旬な「月の花」にメッセージを込めて献上したり、その花を愛でたりしながら、人々はお祝いの気持ちを表します。諸説ありますが、そんな風習が誕生花に繋がったのではないでしょうか。
そして、花にメッセージ性を見出す習慣は、時代が流れる中で各国・各地の信仰や伝説、風習が混ざり合っていきます。そのため、国や地域によっては誕生花のメッセージはギリシャ神話と関係ないこともしばしば。しかしながらその国・その土地の人々にとっては昔から親しまれてきた花であり、特別な意味を有していることは間違いありません。
では、日本に「誕生花」という概念が広まるようになったのはいつなのでしょうか。正確なところはわかりませんが、日本で「個人の誕生日」という概念が人々に広まったのは昭和に入ってからと言われています。それより古く、戦国時代には織田信長が南蛮文化を取り入れ自身の誕生日をお祝いしたと言われていますが、庶民の間では、生まれた年を1歳とし、元旦に全員がそろって一つ歳をとっていく「数え年」が長らく一般的でした。
明治時代に入って戸籍が整備され、それにともない誕生日の概念も広まろうとしましたが、なかなか定着しませんでした。時は流れ、終戦後の昭和25年、再び外国文化が日本国内に入ってくるようになった時代、「年齢のとなえ方に関する法律」の中で「満年齢」という考え方が導入され、ようやく誕生日が人々に浸透することとなりました。そんな中で、ようやく「誕生花」という概念も輸入されたのかもしれません。
もともと、日本でも旬を大切にし花を愛でる文化は遠く平安時代から根付いていました。そのため、その月々ごとに特別なメッセージを持ちながら咲き誇る「誕生花」という考え方は、すんなり受け入れられたのではないでしょうか。
家族や恋人、友達。大切な方の誕生日に、旬の誕生花をプレゼントしてお祝いしましょう。
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