お見舞いの花贈りのご注意点、マナー
ご病気や怪我のお見舞いでは、お届け先様のご病気やご状況や、ご同室の方々、また付き添われるご家族のご負担など、様々なことを配慮したうえで、いたわりの花をお贈りしたいものです。ご快復を願う気持ちが届くよう、気をつけたいご注意点やマナーをご紹介します。
病院へのお見舞い花のお届けの場合は必ずご確認ください
病院によっては、感染やアレルギー予防の観点から、生花の持ち込みを禁止している場合があります。事前に花の持ち込みが可能であることを確認しましょう。
個人情報保護のため、病院では病室等の問い合わせにご対応いただけない場合があります。確実に花をお届けするため、あらかじめ病棟や部屋番号をご確認のうえ、ご注文の際にはお届け先様ご住所へもれなくご記入ください。
花の持ち込み不可やお部屋番号が不明等により商品のお届けができなかった場合でも、贈り主様や他の住所への転送、また代金のご返金はお承りできませんので、予めご了承ください。
お見舞いの花をお贈りするタイミング
なるべくご入院直後や手術前後を避け、ご病状が快復に向かい始めた頃にお贈りするのがよいでしょう。
お見舞いの花のお届けが行き違いとならないよう、退院のご予定をあらかじめ確認したうえでお贈りしましょう。
お見舞いにおすすめの花
 華やかな雰囲気のピンク・レッド系アレンジメント |
 水遣りなどの手間がかからず、手軽なプリザーブドフラワー |
入院や療養中は、外気に触れ季節を肌で感じる機会がない方もいらっしゃるため、四季折々その時期に応じた季節感のある花が喜ばれます。
おすすめはアレンジメントやプリザーブドフラワー。季節の花を使ったアレンジメントはお届け後すぐに飾ることができ、ご本人やご家族の方のお手を煩わせることなくお楽しみいただけます。
プリザーブドフラワーは水遣りなどの手間がなく手軽。生花の持ち込みができない病院でもお受け取りいただける場合があります(病院により異なりますので、必ず事前にご確認ください)。
元気が出るイエロー・オレンジ系や、華やかで気分が晴れやかになるピンク・レッド系の花は、お見舞いの花として人気があります。ご本人様がお好きな色合いを選んでお贈りするとよいでしょう。
お見舞いに適したお届け方法
病院はスペースが限られているため、大きなものや処理が必要なごみとなるものは、なるべく避けたいものです。花屋から花を手渡しでお届けする場合、運搬のための段ボールや緩衝材などがないので、こうした心配がありません。お届け先様やご家族の方が段ボールを開梱して花を取り出す手間がなく、大きなごみも出ない「手渡しお届け」は、お見舞いの花に適したお贈り方法です。
お見舞いの花選びの際のご注意点
お見舞いでは、花鉢を贈ることを避けましょう。植物の根が「根付く」、すなわち「寝付く」につながり、病気が長引くとされています。
お悔やみを連想させるとして、白い花や仏花に用いられる菊がメインのフラワーギフトは避けた方がよいとされます。また、真っ赤な花は血の色を連想させる場合があるため、手術された方に贈る場合は注意しましょう。
ユリなどの香りが強い花は刺激が強く、ご本人様やご同室の方へご迷惑をかけることがあるため、一般的には避けたほうがよいとされています。