太古の昔から人々に愛されているバラ。品種改良や人工交配が繰り返され、その種類はとても豊富で、育て方もさまざまです。ただ、どのバラにも共通していることは「日当たり、風通し、水はけの良い土が大好き!」「肥料はかなり必要!」ということです。あとは愛情と手間を惜しまず、がバラ育てのポイント。この時期、花屋や園芸店には新苗が多く出回っています。気の合う苗をぜひ見つけてくださいね。
新苗の場合、植付けは4〜6月。日当たりの良い場所を選び、土にはあらかじめ元肥を施しておきます。
あまり水を与えすぎると根を傷めてしまいます。土をよく観察し、乾いたところでたっぷり与えます。
肥料は、元肥のほか、春の生育期や花後、夏、秋、そして冬の休眠期にも必要です。「肥料食い」といわれる所以ですね。園芸店にはバラ専門の肥料も多く売られているので、ご家庭のバラに合った使いやすい肥料を見つけましょう。
バラは病害虫の被害に遭いやすい、すぐに枯れてしまう・・・と思われがちですが、もともとは丈夫な花木です。愛情を込めて毎日観察し、病害虫が見つかったら早めに処置をすれば、意外に丈夫に育つもの。困難を乗り越えて咲いた花は、きっと格別の美しさです。