一説では田の神(サ)と宿る場所(クラ)に由来すると言われる桜。古来より詩歌に詠まれ、現在でも「国花」として愛され続けているだけあり、日本ではヤマザクラ、オオシマザクラなどを基本にして変種をあわせると100以上のサクラが自生しています。また、園芸品種は200以上にもなり、南北に長い日本では3月末から5月にかけて全国でさまざまな桜が楽しめます。咲き始めるとあっという間に満開になり花期は短いですが、花びらが散る姿まで美しい、春を告げる日本の代表的な花です。
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城下町・津山のシンボルである津山城跡(鶴山公園)は西日本有数の桜の名所です。高さ45メートルの石垣は今もほぼ完全な姿のまま残り、往時の壮大な面影が偲ばれます。4月上旬から中旬にかけて開催される「津山さくらまつり」の時期には、約5,000本の桜が咲き乱れ、ぼんぼりに照らし出された幻想的な夜桜も一見の価値あり。
<所在地>
岡山県津山市山下135
<交通>
JR津山線 津山駅から徒歩15分
中国自動車道 津山IC・院庄ICから15分
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<入場料金> 大人 210円 小中学生 100円 (団体30名以上2割引き)
<開園時間> さくらまつり期間中 7:30〜22:00
4〜9月 8:40〜19:00/10〜3月 8:40〜17:00
詳しくは津山市観光協会へ
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