─クリスマスのお話「クリスマスに贈りたい定番の花たち」クリスマスに贈る花2019年─

クリスマスには花をプレゼント

クリスマスのお話
クリスマスに贈りたい定番の花たち

クリスマスの花 豆知識

クリスマスに贈りたい定番の花たち

クリスマスに贈りたい定番の花たち

今年も待ちに待ったクリスマスがやってきます。きらきらと楽しげに煌めくイルミネーションや、あちらこちらで流れるクリスマスソングに心も華やぐこのシーズン。大切なあの人へのプレゼントにはもちろん、クリスマス気分を高めるお部屋のインテリアとして、クリスマスディナーをロマンティックに彩るテーブルコーディネートとして。さまざまなシーンで花たちが大活躍します。
クリスマスに贈りたい人気の花をピックアップしました。クリスマスの花選びの参考にしてください。

ポインセチア

ポインセチア

クリスマスシーズンになると街で多く見かけるポインセチア。美しく大胆な花姿に、赤と緑の鮮やかなコントラスト。そのクリスマスらしい華やかな佇まいで気分を盛り上げてくれます。
クリスマスを代表する花であり、英語圏では「クリスマスフラワー」などとも呼びますが、なぜクリスマスといえばポインセチアなのでしょうか。
その由来は原産国であるメキシコから始まります。
「ポインセチア」という名前は、19世紀初頭、初代駐メキシコ公使であったジョエル・ロバーツ・ポインセット氏がアメリカに持ち帰り、普及に貢献したことにちなみますが、それ以前からメキシコを始めとした中南米では染料や解熱剤として用いられていました。
その後、16世紀頃からはキリスト教会の供花に使われ、17世紀頃になるとクリスマスフラワーとして定着しました。その理由は、ポインセチアはクリスマスカラーをすべて含んでいるためと言われています。クリスマスカラーとは赤・白・緑の3色であり、ポインセチアは苞(ほう)が赤、葉が緑、樹液が白の3色。各色の意味は「赤=キリストの流した血・および神の愛」「白=純潔」「緑=冬でも繁る常緑樹から転じて永遠の命・愛」とされています。また、花姿がベツレヘムの星(イエス・キリストが生誕した地で輝いていたとされるクリスマスの星)の形を象徴することも要因です。そのため、メキシコではポインセチアをノーチェ・ブエナ(スペイン語で「聖なる夜」「クリスマスイブ」)と呼ぶこともあります。
このように、クリスマスのためにあるようなポインセチアは、クリスマスプレゼントとしてぴったりです。ポインセチアは季節的にも日照時間の短い冬にきれいに咲く花なので、ぜひクリスマスシーズンにはお部屋や玄関に飾って、その美しさを楽しんでください。

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バラ

バラ

バラは、クリスマスに贈るプレゼントとして人気の花。その華やかな姿は、クリスマスの雰囲気にぴったりです。
そして、カラーバリエーションも豊富です。たとえば、ギフトの定番・赤いバラは「愛」「情熱」「美」などの花言葉を持つため、恋人に贈るクリスマスプレゼントとしておすすめです。贈る本数によっても意味があり、1本は「一目ぼれ」、3本は「愛しています」、9本は「いつまでも一緒に」、40本は「真実の愛」、100本は「100パーセントの愛」などを示します。また、出会ってからの年の数や、お相手の年齢の数に合わせて贈っても素敵です。
赤に次いで人気のあるピンクのバラの花言葉は「上品」「可愛い人」「愛の誓い」「感銘」。オレンジのバラは「無邪気」「魅惑する」「信頼」「健やかな」。白いバラは「純潔」「あなたは私にふさわしい」「深い尊敬」を、青は「奇跡」「夢かなう」「神様からの祝福」。黄色は「友情」「平和」「愛の告白」などの花言葉があります。バラのプレゼントを贈る際の参考にしてください。
いくつかの色を組み合わせて、カラフルなバラのフラワーギフトにしても喜ばれそうです。バラが醸しだすエレガントな華やかさで、クリスマスをさらにロマンティックに演出してみませんか?

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シクラメン

シクラメン

寒い冬に美しく咲くシクラメンは、ポインセチアとともにクリスマスを彩る花として知られています。
シクラメンの花は下向きにうつむいて咲いているように見えます。そんな様子から花言葉は「内気」「はにかみ」ですが、その一方で、花弁が燃え盛る炎に似ているも言われ、日本では明治時代に「かがり火花」と名づけられました。和洋どちらにもマッチする魅力的な花姿のおかげか、クリスマス以外にも冬の贈り物としてお歳暮やお正月などさまざまなギフトに幅広く選ばれています。そんな二面性が、シクラメンの最大の魅力とも言えます。
シクラメンは品種改良が盛んなため、カラーバリエーションが豊富。定番の赤や白、ピンクなどの他にも、黄色や紫色、色がグラデーションを帯びたもの、バイカラーなども存在します。花形も、花弁にウェーブが入ったロココ咲きのものや八重咲きのものなど多種多様。新しい品種もどんどん生まれています。
また、花だけではなく葉もシクラメンの魅力のひとつ。花をやさしく包み込むように隙間なく茂る葉は、まるで貴婦人のドレスのようなエレガントさを感じさせます。個性的な斑が入った緑葉やシルバーリーフ(プラチナリーフ)と呼ばれる銀葉など、より気品高い姿で楽しませてくれる品種も人気です。

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ガーベラ

ガーベラ

一年を通してさまざまなギフトシーンで人気のガーベラは、もちろんクリスマスプレゼントとしてもおすすめです。色とりどりのガーベラの中でも、特に赤いガーベラはクリスマスシーズンにぴったり。ガーベラらしい明るさや元気の良さを生かして、グリーンをあしらい、カスミソウやコットンフラワーなどの白を加えればクリスマスカラーの愛らしいフラワーギフトになります。パーティシーンや友人へのクリスマスプレゼントにいかがでしょう。
ガーベラ全体の花言葉は「純潔」「希望」「常に前進」、赤いガーベラは「神秘」「燃える神秘の愛」「前進」、ピンクが「熱愛」「崇高美」、黄色が「究極の愛や美、親しみやすさ」、白が「希望」「律義」「純潔」、オレンジが「神秘」「冒険心」「我慢強さ」です。

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ヒイラギ

ヒイラギ

クリスマスデコレーションとしてよく使わるセイヨウヒイラギには、大切な意味が込められています。セイヨウヒイラギの実は赤い色、クリスマスカラーであり、その尖った葉は、イエス・キリストが十字架刑に処された時にかぶっていたイバラの冠を象徴しているといわれています。
キリスト教がヨーロッパ全土に広まる以前の古代から、セイヨウヒイラギは人々にとって特別な存在であったようです。常緑樹のため、冬でも葉が繁る様が永遠の命や繁栄を象徴していると考えられ、冬至の祭祀や冬の間の魔除けとして用いられてきました。尖った葉も、悪いものを寄せ付けないという意味合いを持ちます。
こういった土着の信仰とキリスト教由来のクリスマスが融合することで、セイヨウヒイラギはこの時期に欠かせない植物となりました。このため英語圏ではセイヨウヒイラギをクリスマスホーリー(Christmas holly)と呼ぶこともあります。ただ、正式名称はヨーロピアンホーリー(European holly)やイングリッシュホーリー(English holly)です。ここで言うhollyは聖夜(Holy Night)のholyではなく、ヒイラギなどが属するモチノキ属の英名です。
セイヨウヒイラギの花言葉は「予見」「信心」「不滅の輝き」です。
なお、セイヨウヒイラギは、日本で節分などに用いられるヒイラギ(柊)とは別種で、こちらはモクセイ科モクセイ属のものです。ただ、日本でもヒイラギの葉は魔除け・鬼除けの意味合いを持ち、花言葉も「先見の明」「清廉」「あなたを守る」など、セイヨウヒイラギと比較的似た意味合いを持っています。

シンビジューム

シンビジューム

洋ランの一種、シンビジューム。ちょっと変わった名前ですが、その由来は、花弁がふわりと花芯を包み込む小さなボートのように見えるということからギリシャ語のcymbe(舟、ボウル)eidos(かたち)から来ています。花の時期は冬〜春で、ちょうどクリスマスシーズンに咲くため、クリスマスプレゼントとしても人気の高い花です。たくさんの花が連なるように咲き誇る様はとても華やか。そのため、クリスマス以外にもさまざまなお祝い事の贈答などによく用いられます。
シンビジュームの名前の由来はギリシャ語であるものの、世界各地で自生しており、カトレア、パフィオペディルム、デンドロビウム(コチョウランなどが属するラン科の種)と並んで世界四大洋ランに数えられます。とりわけアジア圏ではよく親しまれております。日本では現在コチョウランに次いで出荷量の多いシンビジュームですが、かつてはコチョウランよりもシンビジュームの方がポピュラーでした。
シンビジュームの花言葉は「飾らない心」「素朴」「高貴な美人」。ヨーロッパ圏では「壮麗」「華やかな恋」などの意味を持つとも言われています。色ごとにも花言葉を持ち、白は「深窓の麗人」、ピンクは「素朴」「上品な女性」、黄色は「飾らない心」「誠実な愛」などを意味します。
冬に咲くシンビジュームは丈夫で寒さに比較的強いという特性を持ちます。切り花も長持ちするので、環境に気をつければ長い期間花を楽しむことができます。

ヒペリカム

ヒペリカム

ヒペリカムは、オトギリソウ科オトギリソウ属に分類される常緑樹。秋に花が散り、クリスマスシーズンには赤や薄いピンクの実を付けます。世界中に約300種が分布しており、品種改良が進んだ結果、最近では黄色や白い色の実を付けるヒペリカムも生まれていますが、クリスマスシーズンにぴったりの色といえばやはり赤い実です。
ヒイラギの赤い実よりも少し大きく、キャンディのように愛らしいヒペリカムの実は、冬のフラワーギフトに素朴なやさしさを加えてくれます。いかにも甘くて美味しそうに見える実ですが、食べられませんのでご注意を。
ヒペリカムの花言葉は「きらめき」「悲しみは長くは続かない」です。

モミ、ヒバ、松かさ

モミ、ヒバ、松かさ

モミ

クリスマスツリーやリース、スワッグ(壁掛け)などに欠かせないモミの葉。モミの木は「高尚」「昇進」「永遠」といった花言葉を持っています。モミもヒイラギと同様に常緑樹であり、古代ヨーロッパでは特別な植物として信仰の対象でした。なぜクリスマスに関連づけられたかは諸説ありますが、一説によると、キリスト教伝道師が異教徒に布教するため、当時現地で主に祭祀として使われていた樫に代わってモミの木を普及させたそうです。モミの木は横から見ると三角錐の形をしているため、三位一体(さんみいったい。頂点に神、神の子イエスと精霊がそのすぐ両端にいて繋がっているとするキリスト教信仰)を体現している、あるいは教会を模していると言われ、クリスマスに欠かせない木となりました。また、中世ヨーロッパのキリスト降誕祭で上演されたアダムとイブの演劇で、モミの木が「知恵の樹」として用いられ、以降キリスト教由来の木となったとする説もあります。
いずれにせよ、モミは今なおクリスマスの主役であり、クリスマスツリーにはモミを使うことが正式とされています。

ヒバ

ヒバは日本固有種であり、国内でクリスマスツリーやリースなどの素材として広く普及しています。ヒノキ科ヒノキ属の樹木で、あすなろとも呼ばれます。
ヒノキに似たさわやかな香りを持ち、丈夫で柔軟性のある枝や葉はリースやオーナメントとして加工しやすいという特性があります。ヒバは乾燥には若干弱いので、ヒバを使ったリースなどは室内に飾ると良いでしょう。

松かさ

松かさとは、松ぼっくりのことです。松の果実(毬果・球果)を指しますが、アカマツやクロマツはもちろん、マツ科であればモミやトウヒ、カラマツ、ツガなどの同様の果実も全て松かさと呼びます。ツリーやリースのオーナメントとしてはもちろん、松かさだけでも愛らしいインテリアになります。お好きな色に塗ってお部屋に飾って楽しみましょう。
ちなみに、松かさは英名ではパイナップル(Pineapple)と言います。果物の「パイナップル」という名前は、本来は松(Pine)の果実(Apple)、すなわち「松かさ」(松ぼっくり)を指すものだったそうです。

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