お盆・初盆(新盆)のお花コラム「お盆の由来・起源とは?本当の意味と、ご先祖様に「お花」をお供えする理由」2026年

お盆・初盆に手向けるお花

お盆・初盆(新盆)のお花コラム
お盆の由来・起源とは?本当の意味と、
ご先祖様に「お花」をお供えする理由

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「お盆」は、私たち日本人にとって非常に馴染み深い夏の行事ですが、その「由来」や「起源」について詳しく知っている方は意外と少ないかもしれません。本記事では、お盆の語源となった仏教の教えや歴史的なルーツを分かりやすく解説します。さらに、由来を知ることで見えてくる「なぜお盆には必ずお花をお供えするのか」という本当の意味や、現代のライフスタイルに合った正しいお盆の過ごし方について、詳しく解説します。

目次
  1. そもそも「お盆」とは?知っておきたい2つの由来と起源
  2. なぜ地域で違う?お盆の時期が7月・8月に分かれる理由
  3. 【プロが解説】由来から紐解く!お盆に「お花」をお供えする深い意味
  4. お盆の期間と過ごし方ガイド(13日から16日まで)
  5. まとめ:お盆のルーツを知り、心を込めたお花で供養を
お盆の由来・起源とは?本当の意味と、ご先祖様に「お花」をお供えする理由

そもそも「お盆」とは?知っておきたい2つの由来と起源

お盆の歴史を紐解くと、主に2つの異なるルーツが交ざり合って現在のかたちになったことが分かります。

語源は仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と目連の物語

お盆という言葉は、仏教の行事である「盂蘭盆会(うらぼんえ)」が省略されたものです。これは、お釈迦様の弟子である「目連尊者(もくれんそんじゃ)」の物語に由来します。 亡き母が餓鬼道(地獄)で苦しんでいることを知った目連が、お釈迦様の教えに従って夏の修行明け(7月15日)に僧侶たちへ供物を施したところ、その功徳によって母親が極楽浄土へ救済されたという言い伝えです。これが、ご先祖様を供養する行事の始まりとされています。

日本古来の「祖霊信仰」と仏教の融合

実は日本には、仏教が伝来するよりずっと昔から、お正月と夏に「ご先祖様の霊をお迎えして祀る」という「祖霊信仰(神道)」の風習がありました。 この日本古来の先祖供養の文化と、仏教の「盂蘭盆会」の教えが長い年月をかけて結びつき、江戸時代ごろに現在私たちが知る「お盆」のスタイルとして庶民の間に定着したと言われています。

なぜ地域で違う?お盆の時期が7月・8月に分かれる理由

お盆休みといえば8月中旬のイメージが強いですが、東京の一部などでは7月にお盆を行います。これには明確な歴史的理由があります。

明治時代の「改暦」がもたらした時期のズレ

もともとお盆は、旧暦の7月15日前後に行われていました。しかし、明治時代に政府が新暦(太陽暦)を導入したことで、カレンダーの日付に約1ヶ月のズレが生じました。 新暦の7月15日にそのままお盆を行う地域(7月盆)と、季節感を合わせるために1ヶ月遅らせて8月15日に行う地域(8月盆/月遅れ盆)に分かれたのが、現在も時期が異なる理由です。

【お盆の時期早見表(2026年版)】

7月盆(新盆):2026年7月13日から16日。主な地域:東京の一部、横浜、静岡など
8月盆(旧盆・月遅れ盆):2026年8月13日から16日。主な地域:全国の約8割(北海道、東北、関西、九州など)
旧暦盆:2026年8月25日から28日。主な地域:沖縄県や南西諸島の一部(※年によって日付が変わります)

【プロが解説】由来から紐解く!お盆に「お花」をお供えする深い意味

お盆にはお花をお供えするのが当たり前となっていますが、これには仏教の深い教えが関わっています。

仏教の教え「香食(こうじき)」。良い香りがご先祖様の食事になる

「お盆には昔ながらの白い菊を中心とした仏花を供えなければならない」という説がありますが、実態は少し異なります。 仏教には「香食(こうじき)」という教えがあり、仏様やご先祖様は私たちが食べるような物質ではなく「良い香り」を召し上がるとされています。つまり、お線香の香りや、生花が放つ自然で優しい香りは、ご先祖様にとって最高のお食事(お供え物)になるのです。

菊だけじゃない?現代のライフスタイルに合わせたお花の選び方

お盆のルーツである祖霊信仰や盂蘭盆会において最も重要なのは、形式ではなくご先祖様を敬い感謝する心です。 形式的な菊に縛られすぎる必要はありません。ご先祖様が生前好きだった色鮮やかなお花や、飾るご家族の心が癒やされるような洋花のアレンジメントを選ぶことこそが、由来に沿った最も本質的なお盆の供養と言えます。

お盆の期間と過ごし方ガイド(13日から16日まで)

お盆の期間中(一般的に13日から16日の4日間)の正しい過ごし方とスケジュールをご紹介します。

13日(迎え盆):迎え火と精霊馬でご先祖様をお迎えする

お盆の初日は、ご先祖様の霊が迷わず家に帰ってこられるように目印となる「迎え火」を焚きます。また、キュウリとナスで作った「精霊馬(しょうりょうま)」を飾り、ご先祖様が早く帰ってこられるように(キュウリの馬)、そしてゆっくり帰っていただけるように(ナスの牛)と願いを込めます。

14日・15日(中日):お供え物とご供養で感謝を伝える

ご先祖様が家に滞在されている期間です。仏壇や盆棚(精霊棚)に、お花、お線香、水、そしてご先祖様が好きだった食べ物などをお供えします。家族や親戚が集まり、一緒にお墓参りをしたり、食事を囲んだりして和やかに過ごすことが一番の供養になります。

16日(送り盆):送り火で安らかにお見送りする

お盆の最終日は、ご先祖様の霊が迷わずにあの世へ戻れるよう、再び火を焚く「送り火」を行ってお見送りします。京都の有名な「五山送り火」も、このお盆の送り火の行事です。

まとめ:お盆のルーツを知り、心を込めたお花で供養を

お盆は、古くからの言い伝えや教えが詰まった、日本ならではの心温まる行事です。その由来や起源を理解することで、単なる毎年の習慣ではなく、形だけではない真心のこもった供養ができるようになります。
イーフローラでは、ご先祖様への感謝の気持ちを伝えるお盆・初盆のお供え花をご用意しております。ご先祖様の「香食」にふさわしい香りの良いお花や、届いてそのまま飾れる手入れの簡単なアレンジメントを豊富に取り揃えております。ぜひ、心安らぐお花とともにお盆をお過ごしください。