2024年の母の日はいつ?由来やカーネーションを贈る理由 母の日 花ギフト・プレゼント特集2024年

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2024年の母の日はいつ?由来やカーネーションを贈る理由

意外に知らない?母の日
2024年の母の日、由来や日にちは?

5月の第2日曜日は母の日ですが、母の日がどのように始まったのかご存知でしょうか。由来や起源を知ると母の日をより理解でき、母の日をさらに大切にしたいという気持ちが芽生えるものです。
諸説ありますが、最もよく知られている母の日の由来・起源をご紹介します。

母の日の由来・起源

母の日の由来

日本を始め、世界の多くの国々で「母の日は5月の第2日曜日」として広がっていますが、これはアメリカ発祥とする説が有名です。
1907年5月、アメリカ・ウェストバージニア州の教会で、アンナ・ジャービスという女性が「自分の亡き母を追悼したい」という想いから、教会の参列者にカーネーションを配りました。アンナ・ジャービスのお母さんはアン・ジャービス。アンは19世紀後半〜20世紀初頭にかけてアメリカで活躍した社会活動家です。
なぜアンナは、亡き母の追悼の思いに駆られたのでしょう。そこに至るまでの経緯には、彼女のお母さんがアメリカ社会に与えた大きな影響が無関係ではありません。
アン・ジャービスがアンナを授かる前後、アメリカは南北戦争の真っただ中。この戦時下、アン・ジャービスは自身がもともと女性で結成していた「母の日ワーククラブ」という公衆衛生運動団体を率いて、敵味方関係なく戦争で負傷した兵士の手当てや看護を積極的に行いました。
戦後も彼女は「母の友情の日」として、まだ火種がくすぶっていた南北の敵同士を結び付けるための平和活動を行います。彼女の活動は多くの人々の感銘を誘い、アメリカの平和に貢献しました。また、勇気づけられた女性たちが、これまで「男の仕事」であった政治に進んで参加するようになります。

母の日にカーネーションを贈る理由

アン・ジャービスの死後、そのような母の活動や功績に心を打たれた娘のアンナ・ジャービスは、母へ敬意を表すとともに追悼の意を込めて集会を開きました。その時、亡き母が好きだった白いカーネーションを参加者に配ります。ただし、アンナは「アン・ジャービスの日」とはしていません。あくまで「母の日」であり、一人ひとりがお母さんの子どもとして、お母さんに感謝をしたり敬意を払ったりする日、と定義づけたのです。このアンナの意志や母への感謝の大切さが共感を呼び、アメリカ全土に広がっていきます。
1910年にはアンナの出身地であるウェストバージニア州の州知事が「5月第2日曜日を母の日とする」と宣言。さらに、1914年にはアメリカ議会によって5月の第2日曜日が正式に「母の日」と制定されました。同時に、白いカーネーションが母の日のシンボルとして語り継がれることになります。
これが、最も有名な母の日の由来・起源です。

母の日はもっと昔からあった?

現在の母の日の原型はアメリカ発祥のものが有名とご紹介しましたが、それ以前からお母さんに感謝する日があった国々があります。
その国とはアイルランド・イギリスであり、お母さんに感謝する日はキリスト教の「マザリングサンデー(Mothering Sunday)」です。
「マザリングサンデー」はキリスト復活祭(イースター)までの46日間にあたるレント(四旬節)の第4日曜日で、もともとはアイルランド・イギリスで17世紀に始まったものです。
アイルランドやイギリスでは、貴族のお屋敷に奉公に出ていた子どもたちが、「マザリングサンデー」になると雇い主からもらったお土産を持ってそれぞれの故郷へ帰省しました。故郷でお母さんとの再会を喜び、母国の教会に出向いたことから、「マザリングサンデー」は「マザーチャーチ」とも呼ばれます。
現在でもアイルランドやイギリスでは「マザリングサンデー」がお祝いされ、お母さんにプレゼントを贈り感謝を伝えます。プレゼントの花はカーネーションではなく、ラッパズイセンを贈ることが伝統です。シムネルケーキという、ドライフルーツをたっぷり使ったケーキを家族水いらずで食べる習慣もあります。

日本での母の日の起源はいつ?

では、日本にはいつ母の日が定着したのでしょうか。
日本で初めて母の日のイベントが行われたのは明治末期の頃。アメリカから、キリスト教由来の行事として日本に入ってきました。1915年(大正4年)には、教会でお祝いの行事が催されました。前述のように、もともと一部のキリスト教では「母の日」に該当する「マザリングサンデー」という移動祝日があったため、日本でも当時は3月が母の日として認知されました。そして、1931年(昭和6年)に大日本連合婦人会が結成されると、昭和天皇の皇后さまの誕生日である3月6日が「母の日」として公式に制定されました。しかし、この時点では民間での「母の日」の知名度は低いままでした。
では、母の日が日本人の間でも広く有名になったのには、どんなきっかけがあったのでしょう。
1937年(昭和12年)5月、日本のお菓子メーカーが20万人のお母さんを東京の遊園地に無料招待し「母の日大会」を開催しました。「ありがとうお母さん!」と題し、お母さんと子どもたちが遊園地を楽しんだこのイベントがメディアで大きく取り上げられたことで、日本でも母の日が広く知れ渡ることになりました。
そして第二次世界大戦後、再びアメリカ文化が流入してくると、アメリカにならって5月の第2日曜が「母の日」になり、日本全国に普及していきました。
なお、母の日の贈り物も、やはりアメリカにならってカーネーションが主流です。カーネーションの花言葉は「女性の愛」。特に、赤いカーネーションには「母の愛」という意味もあります。カーネーションが母の日のプレゼントに欠かせない花だというのも頷けます。

2024年の母の日はいつ?

日本の母の日は「5月の第2日曜日」と定められているため、その年によって母の日の日にちは違います。
花屋や街のショーウィンドウに並べられたカーネーションを見て「今年の母の日はいつだっけ?」と慌てた方や、母の日までにお母さんへのプレゼントを準備できなかった…という経験がある方も少なくないのではないでしょうか。
母の日は、日頃なかなか伝えられない思いや感謝の気持ちを、かたちにして贈ることができる特別な日。しっかりと準備をして、お母さんに心から喜んでもらいたいものです。普段お仕事で忙しい方は、母の日がいつなのかを早めにチェックしておくと安心です。
2024年の母の日は、5月第2日曜日の「5月12日」。お母さんと一緒に母の日を過ごせる方なら、当日までにしっかり花のご用意をしておきましょう。また、なかなか会えない故郷のお母さんなら、母の日当日までに花が届くように手配をしておきましょう。母の日は花の予約や配達が集中することが多く、商品も数に限りのある場合が多いので、ご自身の納得がいくプレゼントを贈るためにも早めの予約をおすすめします。
もしうっかり母の日が過ぎてしまっても大丈夫です。お母さんは、自分のことを想ってプレゼントを選んでくれる、その気持ちが何よりも嬉しいのです。「遅れてごめんね」とひとこと添えて、ぜひ日頃の感謝と一緒に花を贈りましょう。感謝の気持ちを伝えるのに遅いということはありません。

毎年日付が変わる母の日。今後の母の日をご紹介します。来年以降も、お母さんにぜひ感謝の想いを伝えましょう。

2024年の母の日は5月12日(日)
2025年の母の日は5月11日(日)
2026年の母の日は5月10日(日)
2027年の母の日は5月9日(日)
2028年の母の日は5月14日(日)
2029年の母の日は5月13日(日)
2030年の母の日は5月12日(日)
2031年の母の日は5月11日(日)
2032年の母の日は5月9日(日)
2033年の母の日は5月8日(日)

まとめ

母の日の由来や起源をご紹介しました。お母さんに母の日のプレゼントを渡す際に、ぜひ由来についても教えてあげてはいかがでしょう。
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今年の母の日は、お母さんにどんな幸せをプレゼントしましょうか。