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日本の「父の日」は6月の第3日曜日。毎日がんばっているお父さんを労わり、感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈るのが一般的です。では、他の国々の「父の日」はどんな過ごし方をするのでしょう。国によって違う父の日の習慣や由来についてご紹介します。
日本と同じく、6月の第3日曜日が父の日。ソノラ・スマート・ドッド(Sonora Smart Dodd)という女性が、1909年に「母の日と同じく父の日を」と提唱したことがはじまりです。彼女の父は、早くに妻を亡くしたあと、男手ひとつでソノラたち6人のきょうだいを育てました。そんな父に対する感謝の気持ちから、彼女は「父の日」を広めることを思いたったそうです。「父の日」は1972年には正式にアメリカの祝日となりました。
日本やアメリカと同じく、6月の第3日曜日が父の日。お父さんへの感謝の気持ちを綴ったメッセージカードを贈るのが一般的です。
5月8日が「オボイナル」と呼ばれる父母の日。儒教観に基づく「親孝行」の考えが強い韓国人にとって、この日はとても特別な日です。両親へ花などを贈る習慣もある一方、お金や商品券を贈る人も多いとか。
8月8日が父の日。「88」を「パパ」と読むからだそうです。
9月の第1日曜が父の日。家族でバーベキューなどアウトドアの遊びを楽しむことが多いそうです。
11月の第2日曜日が父の日。フィンランドに限らず、北欧の国々ではだいたいこの日が父の日です。
曜日に関係なく、3月19日が父の日。カトリックの国であるイタリアでは、イエス・キリストの養父であるサン・ジョゼッペの祝日(3月19日)が父の日だそうです。
5月のキリスト昇天祭が父の日。日にちは毎年変わります。お父さんに感謝を表す日という以外にも、お父さんたちが友人同士で集まって楽しむ日でもあるそうです。
由来も過ごし方もさまざまな父の日ですが、お父さんが主役の一日というところは、どこの国でも同じようです。 日本ではやはり日頃の想いを形にして贈る父の日。父の日にはぜひ、あなたの想いをいっぱいに込めた花で、お父さんを労ってはいかがでしょうか。