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─ 今月のこの花 2009年6月 アジサイ ─
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今月のこの花〜季節のお花をご紹介します〜
6月アジサイ(ユキノシタ科)
アジサイ : ユキノシタ科
6月の花といえば誰もがアジサイと思うほど、日本ではおなじみの花ですね。梅雨空の下でも鮮やかに咲くことからも、今の季節、とても嬉しいお花です。庭先でよくみかけるコロンとした球状のアジサイは、日本原産のガクアジサイを品種改良したセイヨウアジサイだそうです。ガクアジサイは中央に細かい花が集まりその周辺を大きな装飾花が取り囲んだ形をしています。それが額縁のように見えるため、江戸時代にそう名づけられたといわれています。ところで、買ってきたアジサイを庭に植え替えたら色が変わってしまった、という経験はありませんか?アジサイは土壌のpH(酸性度)などにより変化するといわれています。一般的には土が酸性なら青系、アルカリ性なら赤系の色が強く出るそうですが、実はそれ以外にも花色を決める要因があるのだとか。色が変わることから「七変化」と呼ばれるアジサイ。雨の季節を楽しく過ごすために欠かせないお花です。
花たちからの贈り物─傘─
梅雨を迎える6月は、一年を通じて傘にお世話になる日が一番多い時期です。傘は中国から伝来し、その後広く一般的に使われるようになったのは、江戸時代中期からです。それまで庶民の雨具といえば蓑(みの)や菅笠(すげがさ)でした。傘は、はじめ京都・大阪で作られ、江戸から全国各地に広まりました。歌川広重が描いた「名所江戸百景」に登場する町民は傘をさしており、江戸時代後期には広く普及していたことがわかります。その後、文明開化の足音とともに洋傘が登場し、形がコウモリに似ているということから「蝙蝠(コウモリ)傘」と呼ばれました。明治初頭に発行された「新旧文化の荒廃競べ」によれば、牛肉の切売りとともに、蝙蝠傘も流行したと書かれており、やがて以前の和傘は影を潜め、蝙蝠傘が広く普及していきました。
傘
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2009年 ■1月のこの花 フリージア ■2月のこの花 チューリップ ■3月のこの花 マーガレット ■4月のこの花 サクラ
■5月のこの花 バラ ■6月のこの花 アジサイ ■7月のこの花 アサガオ ■8月のこの花 ヒマワリ
■9月のこの花 コスモス ■10月のこの花 ダリア ■11月のこの花 カエデ ■12月のこの花 モミの木