【Report01】お花屋さんのフラワーギフト指南|【Report02】印象に残るお客様とギフトスタイル|【Report03】いつも使っている道具を見せてください|【Report04】この仕事をやっていて良かったこと
【Report01】お花屋さんのフラワーギフト指南|【Report02】印象に残るお客様とギフトスタイル|【Report03】いつも使っている道具を見せてください|【Report04】この仕事をやっていて良かったこと
意外と多いのが、自分の誕生日にお母さんにお花を贈る方。「産んでくれてありがとう、育ててくれてありがとう」の想いが込められたお花は、お母さんにとって何よりも嬉しいギフトではないでしょうか。お母さんといえば、「母の日」に学生さんが故郷のお母さんにカーネーションを1本だけ贈ったのが印象的でした。予算はないけれど何かしてあげたいという優しさに感心しましたね。また、初めてのお給料で「母の日」にお花を贈ったお客様がいて、最初の年は1本だったのが次の年には2本になり3本になり、毎年1本ずつ増やして贈られているんです。それには「こんな贈り方もあるんだ」と教えられました。
「母の日」には小さなお子様もお店にいらっしゃいます。最初はお店に入りづらくて店の前を行ったり来たり。そしていざお花を買う段になると、大人と違ってお財布の中のお金を全部使おうとするんです。その無垢さは子どもならではですが、お母さんへの想いは皆さん特別のようです。
受験の合格祝いで自宅にスタンド花を届けたことがあります。贈り主は合格された方のお友達で、名前は連名で。贈られた方はもちろん、ご近所の方も驚かれていましたが、お祝いムードが高まってとても喜ばれていましたね。(スタンド花は通常の商品と違うのでご近所の方々に迷惑がかからないように注意する必要がありますね(笑)。)
それから、誕生日や記念日のアレンジメントにワイングラスをセットしたり、相手が大好きなキャラクターの顔をお花で作って欲しいというオーダーもありました。
そうですね、今まで沢山のフラワーギフトをつくってきましたが、男性が女性に贈るフラワーギフトには印象的なものが多いですね。誕生日に「彼女の歳の数だけバラをください」というのはよくあるのですが、白いバラの中に一本だけ赤いバラを入れてくださいとか、かすみ草の中に一本だけ赤いバラを入れてくださいということも。ポイントは赤と白の配色で、必ず赤い花を1本だけ。始めは少しびっくりしたのですが、意外にそういうオーダーが多いので、男性が女性を想うときに行き着くひとつのスタイルなのかもしれませんね。付き合って間もないお二人ですと、交際○ヵ月目と、毎月の記念日にお花を贈るロマンチックな方もいらっしゃいます。そういう時は、毎月違うお花になるように心がけています。
時に、サプライズ好きの男性からゴージャスなオーダーをいただくこともあります。フラワーバス(お花を浮かべたお風呂)をプレゼントしたいので、バスタブが埋まる分のバラをくださいと、しかも全部大輪にに開いたバラで、というオーダー。きっと香りも素晴らしいフラワーバスになったと思います!
結構いらっしゃいますね。たいてい最初は、普通のギフトです、とおっしゃっているのですが、お話しするうちに、「実は、プロポーズしたいと思って・・・」と切り出されて(笑)。一世一代、大事な言葉と一緒に贈る花へのこだわりは皆さんひとしおで、プロポーズするレストランに時間指定で届けてくださいということもあります。流れとしては、プロポーズの直前、またはその後の最高に幸せな場面にお花が届くというドラマチックな仕掛け。この時ばかりはこちらも緊張しますね。また、アレンジメントや花束に指輪をしのばせて贈る方もいらっしゃいます。
カップル間のギフトではないのですが、結婚される二人のご友人から披露宴の二次会で直接新郎新婦に渡してほしいという依頼もありました。お祝いに沸く中、たった今お花が届きましたといわんばかりに。臨場感のある演出になって会場も盛り上がっていましたね。
人生に思い出のお花があるのは幸せなこと。男性が女性にお花を贈るときのスタイルやシチュエーションの凝りようには少し驚きましたが、そのぶん二人だけのオリジナルの思い出になっていくのですね。楽しい気分にさせてくれるのは本や雑誌で紹介されていないちょっと型破りなギフト。相手の方を思う気持ちがあれば少々大胆な贈り方でも喜ばれるようです。そして「母の日」のエピソードには優しさがいっぱい。今年もまたいろんな想いがお花に託されて、素敵なエピソードが生まれることでしょう。
very BERRY'S
(愛知県豊田市)
亀山 安奈さん
お花が好きだったお母さんの影響で花に興味を持ち、やがて好きなことを仕事にしたいと、お花屋さんに勤めて3年。お花の色あわせ、素材合わせにこだわりながら日々勉強中。
happy flower 一花 いちか
(沖縄県豊見城市)
安谷屋 真里さん
ブライダルブーケに感動したのをきっかけに専門学校や講習会等で花を学びプロになって16年。お花屋さんになっていなかったら花嫁さんのヘアースタイルをつくる美容師さん。
Petit Fleur
(滋賀県彦根市)
雨森 あゆみさん
フラワーアレンジの教室に通っていたとき「もっとお花の勉強がしたい」とこの世界に入って8年。こだわりはどんな商品にも心をこめ、お店の個性を大切にしていること。
ハナ コンチェルト ブルージュ
(宮城県仙台市)
泉 美香さん
お花屋さん歴8年。そのきっかけは「グランドピアノが欲しくて」。お花屋さんなら置く場所があると考えたとか。周りを照らすような明るさでインタビューの場でも中心的存在に。
ミル フルール
(京都府京都市)
中野 ゆみ子さん
OL時代にフラワーアレンジメントに出会い、お花屋さんなって早11年。お花の勉強はスクールと独学で。第7回 「この花コンテスト」アレンジメント部門第1位。
イーフローラは全国のプロのお花屋さんが加盟する「お花屋さんのネットワーク」です。加盟生花店は、イーフローラのショッピングサイトで自店のホームページを持ち、お花を販売していますが、それぞれの地域で実際の店舗を持ち、対面販売をしているお花屋さんですので、ご安心してお買い物をしていただけます。
ホームページでは、お届け日時、用途、価格はもちろん、商品画像を見ながら、お花の色、種類、スタイルなどからお好みのお花を選んで購入することもできます。お急ぎのご注文にも対応しますので、初めての方やお忙しい方にもおすすめです。
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