• 会員ログイン
  • 新規会員登録
─ 第7回この花コンテストスペシャル企画 ─
ハッとするような贈り方、感動的なエピソードを教えてください。

意外と多いのが、自分の誕生日にお母さんにお花を贈る方。「産んでくれてありがとう、育ててくれてありがとう」の想いが込められたお花は、お母さんにとって何よりも嬉しいギフトではないでしょうか。お母さんといえば、「母の日」に学生さんが故郷のお母さんにカーネーションを1本だけ贈ったのが印象的でした。予算はないけれど何かしてあげたいという優しさに感心しましたね。また、初めてのお給料で「母の日」にお花を贈ったお客様がいて、最初の年は1本だったのが次の年には2本になり3本になり、毎年1本ずつ増やして贈られているんです。それには「こんな贈り方もあるんだ」と教えられました。

「母の日」には小さなお子様もお店にいらっしゃいます。最初はお店に入りづらくて店の前を行ったり来たり。そしていざお花を買う段になると、大人と違ってお財布の中のお金を全部使おうとするんです。その無垢さは子どもならではですが、お母さんへの想いは皆さん特別のようです。

サプライズな贈り方や、個性的なギフトで印象に残っているものは?

受験の合格祝いで自宅にスタンド花を届けたことがあります。贈り主は合格された方のお友達で、名前は連名で。贈られた方はもちろん、ご近所の方も驚かれていましたが、お祝いムードが高まってとても喜ばれていましたね。(スタンド花は通常の商品と違うのでご近所の方々に迷惑がかからないように注意する必要がありますね(笑)。)
それから、誕生日や記念日のアレンジメントにワイングラスをセットしたり、相手が大好きなキャラクターの顔をお花で作って欲しいというオーダーもありました。

フラワーギフトといえば、やはりカップルにまつわるものが多いかと思うのですが・・・

そうですね、今まで沢山のフラワーギフトをつくってきましたが、男性が女性に贈るフラワーギフトには印象的なものが多いですね。誕生日に「彼女の歳の数だけバラをください」というのはよくあるのですが、白いバラの中に一本だけ赤いバラを入れてくださいとか、かすみ草の中に一本だけ赤いバラを入れてくださいということも。ポイントは赤と白の配色で、必ず赤い花を1本だけ。始めは少しびっくりしたのですが、意外にそういうオーダーが多いので、男性が女性を想うときに行き着くひとつのスタイルなのかもしれませんね。付き合って間もないお二人ですと、交際○ヵ月目と、毎月の記念日にお花を贈るロマンチックな方もいらっしゃいます。そういう時は、毎月違うお花になるように心がけています。

時に、サプライズ好きの男性からゴージャスなオーダーをいただくこともあります。フラワーバス(お花を浮かべたお風呂)をプレゼントしたいので、バスタブが埋まる分のバラをくださいと、しかも全部大輪にに開いたバラで、というオーダー。きっと香りも素晴らしいフラワーバスになったと思います!

プロポーズの時にお花を贈られる方もいますか?

結構いらっしゃいますね。たいてい最初は、普通のギフトです、とおっしゃっているのですが、お話しするうちに、「実は、プロポーズしたいと思って・・・」と切り出されて(笑)。一世一代、大事な言葉と一緒に贈る花へのこだわりは皆さんひとしおで、プロポーズするレストランに時間指定で届けてくださいということもあります。流れとしては、プロポーズの直前、またはその後の最高に幸せな場面にお花が届くというドラマチックな仕掛け。この時ばかりはこちらも緊張しますね。また、アレンジメントや花束に指輪をしのばせて贈る方もいらっしゃいます。

カップル間のギフトではないのですが、結婚される二人のご友人から披露宴の二次会で直接新郎新婦に渡してほしいという依頼もありました。お祝いに沸く中、たった今お花が届きましたといわんばかりに。臨場感のある演出になって会場も盛り上がっていましたね。

お話をうかがったフローリストの方々