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花のワールドカップ 日本が世界第4位!


花のワールドカップ Interflora World Cup

花のワールドカップ Interflora World Cup 〜日本代表選考会 2018.10.16開催〜

花のワールドカップ 日本が世界第4位!
2015年6月11日から13日の3日間にわたり、ドイツの首都・ベルリンにて「インターフローラワールドカップ2015」(Fleurop-Interflora World Cup 2015/主催:インターフローラ)が開催されました。

14回目を迎えた今大会のテーマは、ベルリンという舞台にふさわしい「FREEDOM(自由・解放)」。世界26か国から集結した各国を代表するフローリストが、ワールドチャンピオンを目指して、創造性やデザイン、技術を競いました。
日本代表の中村有孝さんは、世界第4位。日本のフローリストが備える確かな技術力、豊かな創造力を世界へ示しました。

※株式会社イーフローラは、日本で唯一のインターフローラメンバーであり、「インターフローラワールドカップ2015」の日本代表選手派遣団体です

第14回インターフローラワールドカップ
11日、12日は26人のフローリストが各日2つの課題を制作。「パーソナル」や「花束」、「オーガニック」といった競技ごとのテーマにあわせ、ダイナミックな作品を制限時間のなかで完成させていきます。そして12日の夜、準決勝へと進む10名のフローリストが発表され、日本代表の中村有孝さんの名前も読み上げられました。
準決勝のテーマは「カランコエ」。できあがった作品は、全選手が同じ花材・資材で制作したとは思えない、文字通り十人十色のオブジェとなりました。
>総合1位 韓国 (写真は課題「花束」)
総合1位 韓国 (写真は課題「花束」)
総合2位 イギリス (写真は課題「パーソナル」)
総合2位 イギリス (写真は課題「パーソナル」)
総合3位 フィンランド (写真は課題「パーソナル」)
総合3位 フィンランド (写真は課題「パーソナル」)
総合4位 日本 (写真は課題「オーガニック」)
総合4位 日本 (写真は課題「オーガニック」)
準決勝の発表は13日の夜、パーティー会場で行われます。世界中から集まった観客の前に用意されたステージ上の5つのテーブル。そのテーブルにかけられた布をめくると、5名のファイナリストの名前が現れ、会場内に熱狂と歓声が沸きあがります。フィンランド、イギリス、トルコ、そして日本、韓国。日本代表の中村有孝さんは、これまでに培った実力を如何なく発揮し、ファイナリストに選出されました!
歓声と熱気に満ちた会場
歓声と熱気に満ちた会場
日本の応援の声が届きますように
日本の応援の声が届きますように
歓喜に沸く決勝発表
歓喜に沸く決勝発表
そのまま舞台は決勝戦へ。決勝のテーマは「モデル」。ステージ上でスポットライトを浴びながら、フレームのなかの木でできたモデル像を花で美しくデコレーションします。世界のトップフローリストによる競演は、瞬く間に過ぎていきました。
45分という制限時間ののち、終了の声が会場に響くと、ステージ上のファイナリストたちは、互いに固い握手で健闘を讃えあいました。

華やかなパーティーのフィナーレは、決勝の発表と表彰式です。結果は1位が韓国、2位はイギリス、3位フィンランドとなりました。
こうして、3日間にわたる夢のような花の祭典「第14回インターフローラワールドカップ2015」は、会場の興奮冷めやらぬなか無事に閉幕いたしました。
日本は、堂々の世界第4位。課題「オーガニック」では第1位、課題「モデル」では第2位でした。
3日間にわたり6つの競技を終えた中村さんからは、すべてを終えた安堵と達成感に満ちた笑顔とともに、この世界的競技会を戦いきった自信が伝わってきました。このワールドカップを新たなスタート地点とし、中村さんが日本国内にとどまらず、今後は世界へ活動の場を広げ、より一層活躍されるよう、これからも応援してまいります。

中村 有孝
【日本代表】中村 有孝 ARITAKA NAKAMURA
flower's laboratory Kikyu 主宰 / 国家検定1級フラワー装飾技能士 / フジテレビフラワーネットデザイナー
全国屈指のコンテストにおいて多くの受賞歴を持ち、現在は、東京にてアトリエ「flower‘s laboratory Kikyu」を拠点にイベントの装飾、TVスタジオの装飾、ウエディング、デモンストレーション、講習会など日本各地で精力的に活動をしています。2015年2月に開催した日本代表選考会、「TOKYO FLOWER AWARD」にて優勝し、ワールドカップへの出場権を得ました。「インターフローラワールドカップ2015」世界第4位入賞。

最後に
前回を大きく上回る26か国が出場し、世界中の花業界関係者や花を愛する人たちで連日満場のうちに幕を閉じた「インターフローラワールドカップ2015」は、私たちに何を残したのでしょうか。

インターフローラワールドカップ。花業界において世界的に歴史と権威あるこの国際競技会は、花の技術・デザインの向上だけでなく、花を通した人や文化の交流を推進することを目的としてきたからこそ、国際政治・経済の環境がめまぐるしく変化するなか、ヨーロッパ、アメリカ、アジア…世界中の様々な地域・都市を舞台に、約50年もの間、途絶えることなく存続し続けてきたのです。

世界中のフローリストのデザインを自国にいながら知ることができる近年の情報社会では、花のデザイン・技術も、国境をはるかに超えてボーダーレス時代であると言えます。しかしながら、こうしてひとつの会場に世界中の人たちが会したワールドカップ会場を満たした歓喜と高揚の一体感が教えてくれたものは、デザイン・技術の学びだけではありませんでした。

花は、人の感性に訴え、言葉を超えて人をつなぐ、ということ。

それは、花がもつ力、魅力の原点です。その花の力は、国際競技会という特別な場だけで発揮されるものではありません。大切な人へ花を贈る。何でもない日に花を飾る。そんな日常のなかでも、花が感動をもたらし、人の心を結ぶことができます。
生花店の装花技術の向上やサービス開発・サービス品質の向上によって、そうした花の力が最大限に生かされ、よりたくさんのお客様へ喜びや笑顔をお届けできるよう、イーフローラは創業以来全国の加盟生花店とともに歩んでまいりました。 当社は、インターフローラ(※)における日本唯一のメンバーとして、世界の技術・デザインの交流、あるいはグローバルなフラワービジネスの情報を生かしながら、これからも花を通して日本のみなさまの心に優しさや豊かさが育まれることを目指してまいります。
(※)インターフローラとは:世界150か国50,000店以上のフローリストが所属している世界最大の国際的生花店組織です